音楽

May 28, 2007

煌々と照る月のように凛とした


 週末にかけて、佐藤ひろ美姉さんの4thアルバム『Brilliant Moon』(特設サイトは、こちら)をずっと聞き続けています。今回の記事のタイトルは、そのCDの帯に書かれていたコピーの一部。

 このアルバム全体についてはいずれ記事を改めて語るつもりではいます。ですが、ここでどうしても言いたいことがあるんです!!


 それは、タイトル曲の「Brilliant Moon~月白炎~」が、もの凄く心を突き動かす素晴らしい曲だ、ということ。

 どちらかというと、すごく内面的な曲だと思うのですが、それに加えて、月白炎という情景がピッタリとマッチして、とても心の奥底に強く訴えかけるものがあるのです。
 限定版の方には、この曲のPVが収録されたDVDもついていますが、そのPVも曲のイメージをそのまま映像にした、といった感じで、とてもいい感じです。
 外で聴いても、夜空で月を眺めながら聴くというのはもちろん曲の雰囲気に合っているのですが、夜の街の雑踏の中で聴くのも意外とマッチしています。外の日常的な世界と曲の世界観とのギャップというか…、でもどこかつながっているのかも…。
 余りのお気に入り具合で、仕舞には、この曲だけをずっと繰り返しで聴いています。

 更に詳しいことは(…って、まだ語るんかい!?)、アルバム全体について語るときにでも。





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April 27, 2007

ど真ん中のストレート:Cutie Pai『小っちゃな翼』 ~月に一度「お人形」たちからの贈り物(4月編)~

 2007年は毎月CDを出しているCutie Pai。今月のCDは『小っちゃな翼』です。発売されたのは、先週の日曜日(そのときのイベントに関してはこちら)なのですが、先月に発売されたCD『cosmic少女』を差し置いて、紹介記事を投稿させていただきます。

 このCDの紹介記事を一刻も早く投稿したいという思いからの措置なのですが(というわりには結構日が経っているし、思った以上に難産でしたが・・・)、別に『cosmic少女』の位置づけが軽いわけではありません(このブログの他の記事も読んでいただければ分かると思いますが・・・)。
 こちらのCDについては、他の記事でも、部分的ではありますが、既に触れてはいます(例えば、こちら)。もちろん、それではまだまだ語り尽くせてはいないという思いもありますので、きちんとした記事にまとめたいという意思はありますが・・・。しかも、こちらのCDを語るのは、自分の表現力では結構しんどい作業でもあるので、少し後回しにしてじっくりと構想を練っている最中ですので、ご理解を・・・。

 今回のCDに収録されている曲は「小っちゃな翼」の一曲(あと、カラオケも入っています)。ということで、収録されている曲は一曲だけなのですが、その一曲が充分な存在感を持っているのです。前月の『cosmic少女』からガラリと印象の異なる曲を出してきたのでした。

 勢いのあるアップテンポで、爽快な疾走感あふれる曲に仕上がっています。今までのCutiePaiには無かったタイプの曲だと思います。
 似たようなタイプということで思い浮かんだのが、爽やかでテンポのある曲という繋がりで、「Yell」が浮かんだのですが、やっぱり違いますね。「小っちゃな翼」の方が、ずっとテンポが速く、勢いが強い感じがするので、やはり異なるタイプではあります。
 でも、どこか通じるものがあるという思いもありますが・・・。どうなんでしょうかねぇ。

 実は、自分にとって、Cutie Paiという存在は、それまでの音楽の好みの傾向から考えると、今まであり得なかったタイプの曲で自分の興味を引き付けてきた、と言えます。
 だからこそ、それだけ現在ハマっているのだと思います。必ずしも自分の好みではないタイプの曲でも、しっかりと聴かせてくれるというだけの曲を作り、歌ってくれているというだけの力量の凄さが、自分を引き付けているわけです。
 つまり、好みのストライクゾーンで言うと、Cutie Paiの曲は、(従来の)ストライクゾーンの中に収まるというよりは、(今まで聴いてきたことのないタイプの曲によって)ストライクゾーンを広げてきたと整理することができます。

 これに対して、この「小っちゃな翼」は、自分の好みのストライクゾーンの真ん中にバシッと決まるストレート、といった感じの曲なのです。もう少しこの例えを使って、議論を展開させると、どちらかというと、力で押すよりも技でかわす技巧派タイプだと思われていたピッチャーが、力一杯の剛速球を投げてきた、しかもそれがすさまじいほど力のある球だった、ということになります(・・・って、野球に詳しくないとちっとも分からない例えですね(^^ゞ)。
 そもそも、僕にとっては、爽快な疾走感あふれる曲というのは、それだけで素晴らしい曲であることを意味しているかもしれません。他のアーティストに目を向けても、熱狂的にハマる曲はこのタイプに入っていることが多いのです。
 そんなタイプの曲を、自分の大好きなCutie Paiが今回出してくれて、これにハマらないはずがありません。こういう曲を出してくれるのをずっと待ち望んでいた、というつもりはないのですが、それでも好きなタイプの曲が出てきてくれるとやっぱり嬉しいものです。
 こう書くと、あくまでも自分の主観的な好みの問題に過ぎないのかもしれませんが、それでも、今までにないタイプの曲をこうやって送り出すことができる、しかもそれが、ちゃんとCutie Paiの曲として充分のクオリティを持たせている、という、その幅の広さと力量はやっぱり凄いと思います。

 始まりの歌い出しの部分も、曲の盛り上がりを期待させてくれます。イベントで初めて聴いたときには、ここでまず気持ちが震え上がりました。そして、前奏が続き、Aメロがテンポよく繰り広げられる、心だけでなく体も動かされます。そして、3人によるサビの部分の畳み掛ける感じが、爽やかさや疾走感とともに力強さをも感じさせる、今までにないタイプのCutiePaiのハーモニーが展開されるのです。

 また、曲の詩の世界も素敵だと思います。自分は、あまり詩について云々いえるキャパシティを持ち合わせていませんが、どこか懐かしくもあり、胸がキュンとする世界が展開されています。夢を目指して離れてしまった好きな人に会いたいと思う、女の子の一途な思いが、曲の勢いともに強く心を動かす、といった感じです。特に、サビの部分の短いフレーズの繰り返しが、切実な願いが込められた気持ちを感じさせてくれます。

 もしかしたら、オリジナリティというか、独創性というか、更にはCutie Paiらしさという点では、前の月の『cosmic少女』の二曲の方が高く評価されるのかもしれません(もっとも、これも、いくつもある側面のうちの1つの側面の究極としての位置づけではありますが・・・)。他のアーティストによっても、今回のような曲は聴けるのかもしれません。
 しかし、たとえそうであったとしても、自分にとって、CutiePaiの曲の中で、かけがえのない一曲になったと思います。

 ということで、たった一曲のCDの感想をここまで長く書いてしまいました。まだまだ語ろうと思えば語れますが、これ以上書くと、ただでさえ崩れかけている構成が、ぐちゃぐちゃになりそうなので、今回はここまでにします。
 イベントについても同じようなことを書いていて、またかよ、と思うかもしれませんが、毎回毎回期待を高めているのに、それを更に上回るクオリティのCDを出してきます(しかも、毎月ですよ)。一体なんなんでしょうかね?まったく、化け物か?・・・ホントごめんなさい、もちろん素敵なお人形ですよね、分かっていますよぉ・・・でも、そんなことを口にしたくなるようなほど凄まじい展開だと思います。

 来月のCDも、あっと驚かされるんだろうな・・・きっと。


[ Cutie Pai Official Web Siteにおいて、ヤマギワソフトでの月一イベント、Cutie Pai Live at yamagiwasoft "777"のページが開設されたようです。こちらには、次回のイベントの情報の他、これまでに発売されたCDも紹介されています。曲の試聴もできますよ。興味を持った人は是非行ってみてください。(2007年4月27日追記)]





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February 24, 2007

月に一度、「お人形」たちからの贈り物~Cutie Pai『僕のニャンコ』『おでかけまゆちゃん』



 はじめに~LIVE at yamagiwasoft "777"~概要
 『僕のニャンコ』
    「僕のニャンコ」
    「snow rondo」
 『おでかけまゆちゃん』
    「おでかけまゆちゃん」
    「オヤスミまゆちゃん」
 今後の展望~結びにかえて


 購入CD紹介の第2弾は、Cutie Paiの2枚のCDです。CutiePaiに関しては、「宿題」が残っているのですが、それに取り掛かることができる日がいつになるのか皆目検討がつかない状態(更に言えば、取り掛かったとしても、書き上げることができる日はもっと後になるはず)なので、先にCDの紹介を済ませておこうと思います。



 Cutie Paiは、~LIVE at yamagiwasoft "777"~、と題して、月1回秋葉原にあるヤマギワソフト・アニメ館でイベントを開催していくことになっています(Official Web Siteでの説明は、こちら)。このブログで、これらのイベントのことを書いた記事は、1月はこちらを、2月はこちらをご覧ください。また、1月のイベントについては、Cutie Radioの第97回でその様子が放送されています。ちなみに、この次は、3月18日(日)に予定されています(このブログではここで、また開催されるヤマギワソフトのページではこちらで詳細が書かれています)。
 このイベントの開催に合わせてCDが発売され、1月には『僕のニャンコ』が発売され、2月には『おでかけまゆちゃん』がリリースされています(次の3月は、ライブでもお馴染みのあの曲『Cosmic少女』です)。


[ Cutie Pai Official Web Siteにおいて、ヤマギワソフトでの月一イベント、Cutie Pai Live at yamagiwasoft "777"のページが開設されたようです。こちらには、次回のイベントの情報の他、これまでに発売されたCDも紹介されています。曲の試聴もできますよ。興味を持った人は是非行ってみてください。(2007年4月27日追記)]



 今回はこの2枚のCDを紹介しようと思います。どちらのCDも、何回も聴き込みました。『僕のニャンコ』は購入してから一ヶ月以上経っているので当然ともいえますが、『おでかけまゆちゃん』の方も、再生回数ではそれに迫る勢いで聴いています。



 まず、『僕のニャンコ』の方ですが、こちらはタイトル曲の「僕のニャンコ」の他に、「snow rondo」という曲が収録されています。あと、曲ではないのですが、「新年のご挨拶」が最初のトラックに入っており、合計3トラックになります。この「新年のご挨拶」も、いつものCutiePaiらしい会話のやりとりで楽しめます。


 僕のニャンコは、拾ってきたニャンコの歌。拾ってきて可愛がっていたけど、ちょっと叱ったら逃げちゃったので、また帰ってきてほしい、という内容の詩(随分ざっくりとまとめちゃってしまいましたけど・・・)です。そんな詩を、ウキウキするテンポでほのぼのとするメロディで楽しく歌っています。

 のんびりと聴くのにいいかも、とも書いたことがありますし(こちら)、適度に動きもあるし、別にライブ向きじゃないというわけでもないとも書いたことがあります(こちら)。割と印象が揺れ動いている曲なのですが、全体的にはほのぼのとしたイメージを基調としつつも、詩の内容に合わせて、曲の方もイメージが微妙に転換しており、そこに適度な動きを感じることができたのでしょう。

 ほのぼのしたイメージ一本だけで曲が進むと、僕の場合だと、多分退屈に感じてしまうはずなのですが、そうはならなかったのは、そういって微妙な転換がキチンとあったからだと思います。そういう意味で、センスのよさを感じた曲です。あと、最後のサビのところでの鈴の音も、なんかいい感じで好きです。


 snow rondoは、チッチがメインのボーカルの曲です。詩の内容と、イベントでのMCによると失恋の曲のようです。この曲はCDを聞き込むことによって、この曲の奥行きの広さを充分に感じることができるようになりました(その辺の事情はこちら)。

 曲自体は、どちらかというとあまり動きがなく淡々としており、アレンジもそんなに大きく盛り上げるというわけではなくあっさりしているとは思います。そんな地味にも思えてしまう一曲なのですが、粉雪舞う白い雪の世界のきらびやかさと、そこに立ち尽くして感じる恋の痛みとの対照的な要素が、この1曲の中に見事に凝縮され、かつ充分に描かれています。

 更に、ともすれば冷たさや寒さすら感じさせる雪の情景を表現する一方で、それとは対照的な人の温もりや温かさといったものを歌声によって伝えることが、雪をテーマにした曲として必要なのではないか、と思いました。そうした温もりや温かさといったものを、メインのボーカルを務めるチッチの歌声は存分に届けている、と感じました。

 このように、雪をテーマとする曲に必要な要素を余すことなく表現することに成功した名曲に仕上がっている、と言うことができます。そのおかげで、曲を聴いて、雪の世界のイメージが大きく膨らんできます。

 ちなみに、ここで挙げた、雪をテーマとする曲に必要な要素は、もちろん自分で考え出したものですが、他の「雪」とか「snow」をタイトルとする曲を集めて聴いてみて、いいなと思う曲に共通する要素を言語化したものです。それらの曲をここで挙げることはしませんが、どれも好きな曲で、初めて聴いたときはその冬の間ずっと聞き続けていたものばかりです。

 この曲は、それらに決して引けをとらず、間違いなく今年の冬を象徴する一曲になりました(暖冬だったけど・・・ってのは関係ないですね)。



 次は、『おでかけまゆちゃん』です。2月のCDとして、2月を誕生月とするまゆちゃんのソロ曲がCDとしてリリースされた、ということは、4月にはきわサン、5月にはチッチのソロ曲というのがお目見えするのでしょうか?そんな曲は今まで全く存在しないので、そうだとするとこれから作られることになるはずですが、どうなんでしょうか?
ここはどうなるのかを楽しみにしながら待つ、ってのが正しい態度ですね。

 曲についての感想を書く前に、今回のCD、パッケージが凄いです。DVDが入っているようなトールケースにCDが入っています(初回限定版のみだそうです)。表側は、まゆちゃんの写真と、上下の赤色のラインが非常に印象的です。裏側は、以前CutiePaiで訪れたドイツの町並みの中のまゆちゃんの写真に歌詞が掲載されています。ケースを開いた内側にも、まゆちゃんの大きな写真と、きわサンとチッチの写真も載っていて、パッケージだけでCDの代金の元が取れるんじゃないのか、というほどの素晴らしい出来具合です。このデザインを担当したのが、ずっと長い間まゆちゃんといっしょに歌っていたマッキー。これが、きっと彼女によるまゆちゃんへの一番のバースデープレゼントなのでしょうね。そう思うと少し感動的にも思えます(あくまでも自分の思い込みに過ぎませんが・・・)。


 おでかけまゆちゃんは、既に一度『左がまゆちゃん右マッキー』というアルバムでCD化されており、今回は「おでかけまゆちゃん~ルンルンシングルカット Ver.~」で再録音されたようです。一箇所の歌詞と、後で述べる要素を除いて、アレンジ等は大きく変るところはないと思います。ボーカルのエフェクト(と言うのでしょうか?)が若干変ったかな、と感じる程度の違いです。もともとの完成度が非常に高い曲だと言えます。前のバージョンの曲も、おでかけのウキウキ感とまゆちゃんのかわいさが非常に良く出ていて、とても好きな曲でした。

 今までCDでは(前のバージョンを)何度も聴いてきたのですが、ライブではお目見えすることがほとんど無かった曲でした。しかし、年が変って今年の年明けのライブで、この曲を再び見る機会を得ました。この時は、歌っているまゆちゃんだけでなく、横で踊っているきわサン、チッチの振り付けも非常に印象的で、ルンルン度とかわいさが更に倍増した感じです(そのときの感想はこちら)。そして、2月のイベントでは、非常に感動的な出来事の直後で歌われ、忘れられない一曲となりました(詳しくはこちら)。

 そして、今回の新バージョンの曲ですが、こうしたライブで見たときのイメージがキチンと再現されています。それは単にライブでの印象がCDにフィードバックするという一般的な話だけではなく、今回のバージョンでの新しくなった部分と大きく関係しています。今回のバージョンで一番変ったところは、歌っているまゆちゃんに対する合いの手の部分が、きわサンとチッチになっているところです。この部分で、まゆちゃんの歌う歌詞に反応したり、二人がじゃれあっていたり、まゆちゃんの歌に合わせたりしている部分が、ライブのときに二人がちょこまかとかわいく動き回っている様子と、非常にオーバーラップするのです。前のバージョンも、マッキーとまゆちゃんとの掛け合いとかもあって充分良かったのですが、今回のバージョンはこうした要素がライブでのイメージと重なる分だけ、印象強く感じます。


 オヤスミまゆちゃんは、非常に短い曲ですが、こちらもまゆちゃんのかわいさが十二分に表れている曲です。本当に、オヤスミナサイ、となりそうなので、「おでかけまゆちゃん」ほどの回数は聴いていませんが、とても素敵な曲です。お部屋に戻って、ベッドに入って、オヤスミナサイといって寝るときのイメージが良く出ています。



 以上が2枚のCDの紹介と感想になります。当たり前過ぎることを言いますが、どちらも大満足な2枚になっています。



 というところで、紹介と感想も終わったので、ここで終わってもいいのですが、この、月に一度のお人形たちからの贈り物について、今後の展望も少し語ってから終わりにしましょう。


 次の3月は、最初に書いたとおり、ライブでもお馴染みの『Cosmic少女』です。この曲については、ライブでも何度も聴いているので、良い曲であることはもう分かっています。ですから、どんな感じになるかというより、むしろCD化された曲をいかにして楽しむかということに、既に興味の焦点が移っています。・・・ということを書いていて、CDを聴いたら、今までライブでは感じなかったような新要素を発見することもあったりするかもしれません。昨年発売されたCD『まゆきわチッ!』の「Yell~キラキラの魔法にのせて~」が、まさにそんな感じでした。だから、それはそれで非常に楽しみでもあったりします。


 そして、4月と5月は、先ほど『おでかけまゆちゃん』の最初のところで書いた予想が当たるかどうか・・・、それはさて置いて、今後のどんな曲がCDになるのでしょうか。今までCDになっている曲のほとんどは、まゆちゃんとマッキーの二人だった頃の曲ばかりだから、それを現在の3人で歌うだけでも充分の満足できるものができるとは思います。それに加えて、全くの新曲が加わっていくと、すごく無敵になるような感じがしますね。12月が終わって、どんな曲達が手元に揃っているかと想像すると、非常に期待が高まりますね。






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February 23, 2007

期待通りの意欲作~富田麻帆『M[エム]』

 2007年がもうすぐ2ヶ月が過ぎようとしています。この時期になってようやく、今年購入したCDを紹介していくことができるようになりました。紹介したいCDはたくさんありますが、未だに「宿題」が片付いていない状態なので、少しずつ紹介していく予定です。

 さて、第一弾は、1月26日に発売された、富田麻帆さんのファーストアルバム『M[エム]』です(BROCCOLIによる、特設サイトはこちら)。1月に購入したCDを紹介したこちらの記事で、1月期のBest CDに選んでいます。今回は、CDの内容に即して、その評価の理由を説明していくことになります。ちなみに、このCDを発売してイベントも開催されていますが、2月17日にゲーマーズ名古屋店でのイベントに参加しました。そのときのことを書いた記事は、こちらです。

 もともと期待が非常に高かったのです。「Wing of Destiny」は当然のこととして(ここここここを参照)、「晴れのちハレ!」とか「MA・MO・RU!」といったシングルCDも非常によかった(こちらを参照)ので、9月16日のライブの会場でアルバムを出すと聞いて以来、非常に期待し続けていたのです。

 最大の感想は、これは以前にもふれたことがありますが(こちら)、収録曲の構成が非常に素晴らしいこと、が挙げられます。全11曲構成なのですが、収録曲は次の通りになっています。

  1. M[エム]
  2. 救世主~メシア~
  3. Message
  4. 人魚の音色
  5. No way
  6. Miss you night
  7. オレンジ色のひまわり
  8. MA・MO・RU!
  9. 大好きな場所
  10. 晴れのちハレ!
  11. Wing of Destiny
 この構成を初めて知ったとき、ずいぶんと挑戦的だなと思いました。どちらかというと既に安定的な評価を得られている、「晴れのちハレ!」や「Wing of Destiny」といった既発表曲を最後に持ってきて、タイトル曲の「M[エム] 」とか「救世主~メシア~」といったCD未収録曲を前に持ってくるところに、このアルバムにかける意欲というものを感じたのです。これらの両曲とも、ライブでは既に聞いたことはあり、いい感じの曲だということは知ってはいました。ただ、CDとして聞いた場合どうなるか、というのは、やはり別次元の問題です。そういった曲がCDの最初に来るということで、期待も更に大きく膨みました。期待が大きくなりすぎて、もしそれが裏切られたら・・・、という不安すら感じたほどです。
 実際にCDを聴いたときも、この最初の2曲でアルバム全体の評価を一気に決定付けるほど、非常に強力な印象を与えました。また、中盤の曲も、最初の2曲で盛り上がった印象を途切れさせることなく、上手く後半の曲につなぎ、そして後半は、定評あるおなじみの曲で幕を閉じる、そしてまた最初に戻って・・・、と何度聞いてもちっとも飽きない一枚のアルバムに仕上がっています。

 このアルバムでの新曲の中で特にお気に入りは、最初の3曲「M[エム] 」、「救世主~メシア~」そして「Message」です。
 「M[エム] 」は、オープニングにふさわしい気分を盛り上がるイントロ部分に、全体にあふれる疾走感が非常に印象的です。たたみけるような感じから展開するBメロから、びしっとストレートに伝えるサビへの盛り上がりが、心をグッと捉えます。ライブとかでも盛り上がること請け合いです(実際、イベントの際に生で聴く機会がありましたが、非常に良い感じでした)。作曲者は、Elements Gardenのの藤田淳平さん。富田さんの曲だと「オレンジ色のひまわり」(デビューシングル『晴れのちハレ!』のカップリング、今回のアルバムにも収録されています)も作曲されていますね。他にも、佐藤裕美さんの「暁ノ空ヲ翔ル」や「Angelica」等も作曲されていますが、こういう勢いを感じさせるタイプの曲を作るのが非常に巧いなと思います。
 「救世主~メシア~」は、無茶苦茶カッコいい曲という言葉につきます。ライブだとカッコいい振り付けとセットで印象的な曲でした。もう終わりなの?、と言いたくなるほど短い曲なのですが、逆に言うと、もっと聴きたいと思うほど、非常によくできた曲なのです。今回のアルバムに収録されているバージョンも、あっという間に終わってしまう短いバージョンです。しかし、なんとこの曲のフルサイズバージョンのシングル化が決定しています(2007年4月27日発売予定)。確かCDケースを開けたら、そのお知らせの紙が入っていて、それを見て驚いたのでした。何とも商魂たくましいなとか、最初からアルバムに入れろよとか、そういった気もしないこともありませんが、ここは素直にフルサイズ版が出ることを喜んだ方がいいとも思います。楽しみが増えたと思えばいいんです、うん。2月17日のイベントでの富田さんの発言によると、現在フルサイズバージョンのアレンジを(作編曲者の上松範康さんが)制作中とのことらしいです。
 「Message」は、前二つの曲と比べると、派手さはないものの、明るくノリの良いテンポで楽しい気分を盛り上げてくれます。前の2曲とは異なり、この曲はこのCDで初めて聴いた曲になります。アルバムの曲順及び構成から言って、最初の二曲で盛り上がった気分をこの曲が上手くつなげることができるかどうかが、アルバム全体の印象を左右したはずだったように思います。この曲は、それに上手く成功できています。この曲がそれに失敗すると、アルバム全体のイメージが良い評価にはならず、良い曲はいくつか並んでいたけれど、アルバムとしてはどうなの?、という感想に止まっていたような気がします。この曲自体は、強い印象を与えるタイプではないとは思いますが、非常に聴きやすくて印象や興味関心を持続させることができるタイプだと思います。次の「人魚の音色」に上手くつなげることができていますね。
 その他の新曲も充分聴き応えがあります。「No way」や「Miss you night」は、中だるみしがちな中盤において、富田さんの曲の中では今までにはないタイプの曲で飽きさせることなく聞かせてくれます。「大好きな場所」は、富田さん自身の作詞で、詩の内容を見て、周りの人から案外暗いねとか大丈夫とか言われた、とイベントのときに本人がおっしゃっていました。曲のタイプからそんな内面が出てきたのかとも思いますが、後半をきっちり引き締める効果を持った曲だと思います。

 ということで、一曲一曲がどれも良い感じで聴けるだけでなく、それぞれの曲のつながりも非常に良くて、興味関心が途切れることなく、何度でも聴き続けることのできる素晴らしいアルバムに仕上がっています。フルアルバムとして期待したものを、充分に応えてくれた、という点で非常に満足の一枚です。



 ひとつだけ残念だったことを言えば、限定版のDVDの内容です。G.A.Ⅱのゲームの次回作のオープニング、これはまぁ、あっても無くても別にいいです(良い感じだとは思うけど・・・)。「Wing of Destiny」のライブ映像、これは期待が大きかった分、ちょっと期待外れでした。過去2回のルーンエンジェル隊コンサートの映像を編集したものでしたが、音がライブの音声からではなくCDの曲からだったのは非常に残念でした。サビ前の「Galaxy Angel」のコールなど、非常に盛り上がる要素がたくさんあったはずですが、音声がライブのものじゃないと迫力が半減です。きっと何か事情があったのかもしれませんね。こうしてライブの時の様子が映像になっただけでも貴重だと思うことにしましょう。どちらのコンサートも参加してはいるのですが、当日は夢中で飛び跳ねていたので、全体の様子なんて全く気にもかけていませんでしたからね。光る棒の海は見ていて圧巻ですね。
 また、このCDのテレビCMもあったのですが、それをこのDVDに収めても良かったのではないか、とも思いました。しかし、それは携帯サイトでダウンロードできるようになっています。会員登録すれば、無料でダウンロードできるので、それはそれで確かに太っ腹とも言えるでしょう。しかし、そうであるなら、CMのメーキング映像とかをこのDVDに収録しても良かったのでは、とも思いました。あまりこうした映像の要素は、ライブの映像は除いて、あまり興味の無い人間ですが、富田さんのなら、そういう映像も是非見たいと思うからです。あと、別におまけのDVDとしてならともかくとして、限定版としてDVDの分にも余計にお金を払っているから(・・・ささやかな金額なのかもしれませんが)、尚更そう思うのでしょう。



 しかし、それは些細な点に過ぎません(という割には結構な量の文を書いたけど・・・)。CDの評価の基本は、あくまでもCDの曲とその構成(の評価)です。それについては充分満足できる評価を与えることができるこのCDは、きっと今年を代表する一枚になるはずだと確信しています(もちろん、これを超えるCDが出てきてくれれば、それはそれで自分にとって非常に幸福なことではありますが・・・)。





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February 14, 2007

遂に登場!!-Cutie Pai『Cosmic少女』発売

 今週末の日曜日は、ヤマギワソフトでCutie Paiの月一イベント、LIVE at yamagiwasoft "777"、が開催されます。今回は、『おでかけまゆちゃん』発売記念イベントです。この曲もいろいろ楽しみなことがあって待ちきれないくらいです。
 そんな月一回の楽しみのCutie Paiのヤマギワイベントですが、3月の予定も早々に発表されました。開催日は、3月18日(日)で、この回で発売されるCDは、ついに登場「Cosmic少女」です。
 「Cosmic少女」キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!! 、といった感じですかね。詳しくは、Cutie Pai OFFICIAL WEB SITEの方のイベント情報、及びヤマギワソフトの方のイベント情報をご覧ください。

 ところで、開催日は、各月第3日曜日ということで固定しているのでしょうかね。そのつもりで予定を空けておけばいいのかな?そうでなくても、この調子で一ヶ月前から告知してくれると、スケジュールの調整や移動手段の手配が非常に楽ですよね。しかも、チケットもイベントに参加すれば、次回のイベントのチケットも手に入れることが出来るようにもなっているので、チケットを手に入れるだけのために秋葉原まで行く必要もありません。
 実は、この企画が始まると知ったときには、そのことが心配だったんですよね。毎月最低2回は上京しなければならないという状況になると、さすがに、もう無理~、となってしまう確立大ですからね(上京する目的は、Cutie Paiだけとは限らないし・・・)。この調子で日程が決まっていけば、なんとか無理なく参加し続けていけそうですね。

 それにしても、「Cosmic少女」が待望のCD化ですか・・・。いつもステージで振り付けとセットで見ていたので、CDで曲だけを聴くとどんな感じになるのでしょうかね。ライブで何度も聴いているから、いい曲であることは分かっているし、CD化されてもきっと素晴らしいものになると思います。
 CD化の最大のメリットは、好きなときにいつでも聴けること、ライブだとなかなか聴き込めない細かいところを聴くことができる、ことが挙げられますよね。あと、自分の場合は、その曲を聴くシチュエーションを工夫して、環境とその曲との相乗効果によって、より一層楽しむことができることもあります。

 ということで、既に何度も聴いている曲であっても、ライブで見て聴くのとは違った楽しみ方ができるので、やっぱり非常に待ち遠しいですね。でも、まずは2月の『おでかけまゆちゃん』なのですけど・・・。





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December 31, 2006

秋葉原で

秋葉原で

中古CDを探しました。
取りあえずお目当ての物は、満足な値段で手に入れることができました。

戦利品をあげておきます。(2007/01/02 23:49追記)。

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