Review企画

July 10, 2007

Review of the second quarter of 2007 (1):2007年4月~6月に印象に残った曲

 この店舗の今月最初の商品は、2007年の第2四半期が終わったということで、この企画「Review of the second quarter of 2007」からの商品化になります。4月~6月に自分が聴いた曲とCD、そして参加したイベントについて振り返ろう、という企画です。1月~3月についてやったのと同じ趣旨のものです。
 今回は、第1回として、印象に残った曲を紹介します。前の時期の同じ内容はこちらになります。。

 2007年4月から6月までに、(自分が)CDを購入して聴き始めた曲を対象にして、強く印象に残り、自分にとってこの時期を象徴する曲を挙げていきます。
 実は、今期は購入したCDの数があまり多くはありません。また、この企画では、紹介するのは1アーティストに付き一曲という制約があるので、更に紹介できる数が限られてきます。
 だからといって、今期の曲が「不作」だったか、というと決してそうではなく、ものすごく心を動かした曲が存在します。きっと一年を通じてもBestに残るはずだと思います(・・・といっていても先のことは分からないし、そもそも前の時もそんなことを言っていたようなきがする・・・)。
 その印象が圧倒的だったので、前回と比べると数は少なくなりますが、それらの曲を紹介します。



Continue reading "Review of the second quarter of 2007 (1):2007年4月~6月に印象に残った曲"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 06, 2007

Review of the first quarter of 2007 (3):参加したイベント

 "Review of the first quarter of 2007"の3回目は、イベントについてです(第1回はこちら、第2回はこちら)。参加回数とアーティスト別の参加回数、印象に残ったイベントについて語りたいと思います。

イベント参加回数の分析

 カウントの仕方については、Artists of the year in 2006と同じやり方でやってみたいと思います。路上ライブも1回として扱うのは、少しどうかなとも思うのですが、ある時期におけるイベント参加回数を分析する際には、このやり方でも問題ないかなと思います。ちなみに、様々なアーティストが行っている路上ライブを一つのイベントとして扱います。ですから、何組のアーティストの路上ライブを見ても一日一回というカウントになります。
 時期については、暦どおりに2007年1月1日0:00以降から3月31日までとなります。2006年のイベント参加回数のカウントの際も12月31日の日付が変わるまでを対象としていましたので、それに従っています。具体的に、どのイベントを指しているかは、その日の記事を見てもらえれば分かると思います。行動的には年越しのイベントと年明けのライブは同じかもしれませんが、カウント上はそれぞれの時期に分けているということです。

 2007年1月~3月のイベント参加回数の合計は16回でした。同じ基準でカウントすると、去年が7回なので倍以上に増えていますね。開催場所別で見ると、地元はわずか1回で、残りは東京です(2006年の場合、地元が2回、残りが東京)。東京に出かけた回数で言うと7回で、2006年が3回なので、こちらも倍増していますね。

 昨年と比べた特徴を挙げると、東京へ出かける回数が多かった、ということでしょうか。地元でのイベントの回数がわずか1回でした。ただ、これは、少ないというよりも、3ヶ月の間なら普通だといった方がいいと思います。
 そして、7回も「遠征」したということになりますが、それだけお目当てのアーティストのイベントがあったということですね。うれしい悲鳴、ということにもなるのかな?・・・でも、出かけるのにかかっている費用は、回数の増加に比例せず、そんなに増えてはいないんですけどね(まぁ、やりくりの賜物ですね)。

 もう一つの特徴は、1回出かけると複数のイベントに参加して、効率よくカウントを稼いでいることです。去年もその傾向はあったのですが、今年はそれが徹底(?)されています。意図的にやっているというよりは、結果としてそうなった的な要素も強いかもしれません。
 それを示すデータが、路上ライブのカウントが6回あることです。7回の「遠征」のうち、一回は1月1日のことで、未明の年明けライブを見て、夜が明けて直ぐ、地元の実家に帰ったので、それ以外は全て路上ライブを見ているということになります。まぁ、秋葉原でイベントがあれば、その流れで路上ライブを見ることができるし、それ以外の場所で開催されても、東京に来ればアキバに行くのが自分の習性ですからねぇ。路上ライブを見る回数が増加したのは、路上ライブをしている数多くのアーティストさんのうち、自分がお目当てにしている方達が増えたという理由もあると思います。
 また、路上ライブ以外にも、東京に出てきたついでにこのイベントにも、というのも、少なからず存在していますね。

アーティスト別参加回数の分析

 次は、アーティストごとの回数です。これについては、路上ライブは別カウントにしたり、またはカウントの比重を変えたりしたほうがいいかな、と思うようになりました。去年と比べて、路上ライブを見ることが増えてきたことが理由です。ただ、ここではランキングという形で回数を紹介するつもりはありませんので、年末に一年の総括を行う際までの課題になるかと思います。

 今回は、特徴的な部分だけをピックアップします。

 といっても、一番回数のアーティストは紹介しなければいけませんよね。まぁ、このブログの記事を1月分から見れば、わかると思うかもしれませんが・・・。
 最も多くイベントに参加したのは、Cutie Paiになります。回数にして6回(それぞれのイベントについては、すべてこのブログで書いています)。月一のヤマギワソフトでのイベントに加え、ライブハウスでのライブもあって、それぞれに参加したらこの結果になりました。
 まぁ、これだけ行けば、「主観的に」CutiePai贔屓になってしまうというものです(・・・と、ここにBest Discにおける「主観的な」側面の根拠があると言えるのでしょう)。

 それと比べると対照的なのが、昨年上位に入った他のアーティストの回数の少なさです。昨年2位の佐藤ひろ美さんは0回。3位の富田麻帆さんは地元での1回だけ。イベントが全く無かったわけではありません。それほど大きなイベントではありませんが、二人ともについて、参加しようと思えば参加できたイベントがいくつかありました。多分、去年の今頃に同じようなイベントがあれば、きっと出かけていたと思います。
 あと、有希さんの場合は、路上ライブの3回のみ。彼女の場合、今年はライブハウスでのライブも精力的にやっていると思うのですが、そのいずれにも行けてなくて、辛うじて路上で3回だけにすぎません。

 ということで、Cutie Paiの参加回数が、相対的にも多いし、絶対的にも多い(3ヶ月で6回ということは、単純計算で1年間に24回ということになり、去年が合計で13回だから圧倒的なハイペースと言えるはず)のと比べると、他の有力アーティストの数があまり伸びていないというのが、この時期の大きな特徴になります。

 以前、イベントへの参加に関して、資源の配分という視点を出したことあります(こちらを参照)。様々なアーティストのイベントに参加していくために、限られた資源をどのように配分していくか、という問題です。興味があるアーティストはたくさん存在しても、資源は限られているので参加できるイベントは限られる。そうすると、ライブを見て新しく興味を持っても次のイベントに行くことがなかなか難しい、という趣旨のことを書きました。このことは、別に新規のアーティストに限られる話ではありません。今までイベントに参加してきたアーティストについても、場合によっては該当するのでしょう。

 この視点に引き付けて現状を整理すれば、Cutie Paiに資源が集中されて、他のアーティストにはなかなか回らないという状態ともいえます。他のアーティストに全く回っていないというわけではありませんが、まずCutie Paiに資源を配分して、その残りを他のアーティストに回す、といった状態になってしまっていますね。イベントのために東京に出かけた回数が7回といいましたが、Cutie Paiのイベントの参加回数は6回、つまり、東京に出かけるお目当てのほとんどがCutiePaiということになりますね(ちなみに、残り一回のお目当ては、神咲まゆみさんのライブ・・・ということは、ほとんど全部と言ってしまってもいいくらいですね)。
 そうはいっても、参加回数のカウントからみれば、CutiePaiが占める割合は6/16だから、パーセントで言えば、37.5パーセントで半分以下にすぎません。ただ、資源配分の方法、つまり予定の組み方が、Cutie Paiを中心に回っているので、CutiePaiのイベントのついでに参加できるものに参加するという形になっています。路上ライブを見た回数が増えているのは、それだからだと言えます。土日に秋葉原に行けば、常に誰かかしらがやっていますからね。

 また、資源というと、お金や時間の問題のみが注目されがちかもしれませんが、それだけではありません。余裕という言葉に換えてもいいのかもしれませんが、お金や時間の余裕があったとしても、体力的にそして精神的な余裕が追いつかなくて、結局イベントに出かけることを断念した、という場合もありました。具体的には、まぁ、行こうと思えば行けるけど、別に無理していかなくてもいいかな、と思う場合のことです。
 別にCutiePaiのせいだというつもりではないのですが、そちらで充分楽しめているから「無理して」他のイベントに行かなくてもいいかな(・・・そんなに大きなイベントでもないし・・・)、という判断が働いていることも少なからずあります。

 ということで、自分のイベント生活がCutie Paiを中心に回っているというのが、これを書いて改めて思い知らされました。このブログで、それぞれのイベントについて書いている通り、Cutie Paiのイベントは、ヤマギワソフトの月一イベントもライブハウスのステージも充分楽しませてくれて、それがあるからまた次も行きたいと思うし、そして更に期待を高めて出かけるとその期待に充分に応えてくれる、といったポジティブなループが自分にとって成立していると思います。そういう意味で、今の状態に満足してはいるのですが、その反面、少し不安に思う面もないわけではありません。

 他のアーティストのイベントにももっと積極的に出かけたい(出かけられるような資源を確保しておきたい)というのもありますが、より根源的な不安として、そもそも一組のアーティストを中心にイベント生活が回っていること自体に、それで大丈夫なのか、という問いが時々浮かびます。
 この辺りの記述は、非常に曖昧な言い方になってしまいますが、様々な理由によって万が一その中心が崩れたら、果たして自分は・・・と思うのです。自分の側の理由かもしれないし、そうではない理由かもしれないし、その支えが無くなってやっていけるか、と思うと少し不安にも感じます。去年の6月みたいなことにはもう絶対遭いたくはありません。このまま梯子を昇り続けて、途中で梯子が外されたりしないか、と(あくまでも自分の心の中でだけなのですが)疑心暗鬼にもなったりすることもあったりします。特定の一つに(ここまで)集中しすぎていることに少し躊躇いが生じつつあることも否めない事実だったりするのです。

 ・・・と、混乱したことを書いていますが、それでも結局は心の趣くままに、でしかやっていくことができないかな、と思います。いろいろな考慮が働いたとしても、そんなに器用なことはできないし、(先を見据えつつも)現在をキチンと楽しむことこそが、後になってきっと支えになるとも信じたいです。別に特定の一つを中心に回っているといっても、自分の心にはまったく排他的な意識はないので、時期が変われば状況も変化しているかもしれませんね。ということで、書いていてキリがなさそうな中身になってきているので、この辺で止めておこうと思います。

特に印象に残ったイベント

 最後に、印象に残ったイベントを挙げておきます。何となく、前の部分のところでこの記事を終わらせてもよい雰囲気になってしましました。しかし、イベントのことを語るのに、回数の分析だけで終わってしまうと、(自分が)どこか参加回数を増やすこと自体を目的としていると受け取られかねない、と思うのです(以前の、"Artists of the year in 2006"を書いたときにそう感じたのでした)。

 正直言って、たくさんのイベントに参加して、その回数を誇りたくなる心理は分かります。なぜって、自分にそういう気持ちがどこかしらにあるからです。ただ、実際は、住んでいる場所から言って、そんなに回数が多くなることはないので、むしろ逆に回数が多くないことに引け目も感じたりすることの方が多いのですが・・・。
 回数が増えていくのは、あくまでも強い感動や忘れられない素敵な思い出を得るための通過点に過ぎません。本来の目的であるはずの感動や思い出を得るためにイベントの参加を重ね続けた結果、参加回数が増えて印象に強く残るということでなければならないと思います。数字というのはあくまでも手段にすぎず、それ自体が目的になってしまってはいけないのです。そう思っていないと、極端なことを言えば、こういった企画を行うことによって、イベントを素直に楽しめなくなってしまうことにもなってしまう恐れがあると思います

 もちろん、参加回数が増えることによって、印象に残る思い出深い素敵なイベントに出会えるチャンスが増えるという考えも成り立ちます。こうした考え方に立った上で、この時期にどんな素敵なイベントに参加できたかということを考えて、特に印象に残ったイベントをピックアップしたいと思うのです。

 別に参加したイベントを格付けするつもりはありませんが、後から振り返って残っている印象に濃淡があることは否めない事実だと思います。
 ちなみに、参加したイベントの全てをこのブログに紹介しているわけではありません。つまり、参加していてもこのブログに紹介していないイベントがあるのですが、別にそのイベントが楽しくなかったからというわけではありません。巧く言葉にまとめられなかったという理由はあったりもしますが、素敵だったから是非ともその素晴らしさを巧く言葉に表したいという思いのために、なかなか筆が進まないまま記事を投稿するタイミングを逃してしまった、という理由だったりもします。なんでそんなことを書いたのかというのは、後で分かります。

 ということで、この時期に特に印象に残ったイベントを挙げると、まず、2月18日のCutie Paiのヤマギワソフトでのイベントが思い浮かびます。内容や感想は既に書いたのですが(こちら)、このときはまゆちゃんの誕生日をサプライズでお祝いした回でしたが、前にも書いたとおり、それによって会場全体に暖かい一体感が醸し出されたことがイベントの雰囲気を更に一層素敵なものにでき、そういった意味で成功したのだと思うし、自分にとってはそんな場に立ち会えたことが忘れられない思い出になると思えるイベントでした。
 Cutie Paiについては、他にも3月31日のステージもよかったし、と挙げればキリがありません。他に挙げるとすると、このブログでは紹介できませんでしたが、2月4日に開催された、神咲まゆみさんのライブもよかったです(って、「他に挙げると・・・」になっていないじゃん、というツッコミがくるかもしれませんが(^^ゞ)。何故、記事に出来なかったというと、先ほど述べたとおりです。神咲まゆみさんの歌声や曲は、Cutie Paiとは異なった、素晴らしさがあります。心が癒される暖かさがあるというか、胸がキュンとするオーソドックスな清清しさがあるというか、どちらかというと、自分の今までの好みのストライクゾーンのど真ん中にハマる感じです(Cutie Paiの方は、それまで好みからはあり得なかった方向からやってきたもので、それだからこそ現在こんなにハマっているといえるのだけど・・・)。
 あとは、これはこのブログでも紹介しましたが(こちら)、1月21日夜のhy4_4yhのライブも、しばらく空いた後に見たこともあって、改めてその凄さを感じて、印象に残っています。

おわりに

 ということで、3回に分けて、2007年の第1四半期を振り返りました。もともとは1つにまとまっていたものを、3回分に分けて投稿しました。例によって、分量が増えすぎて、一回分の記事にしては長くなりすぎたので分けたのですが、今回は全部の内容を一度書いてから3回分に分け、それを一度に投稿しました。実は、投稿回数のカウントの都合なのですが・・・。次に投稿される記事を読んでいただければ、その事情がわかるかと思います。

 "Songs of the year in 2006,"や"Artists of the year in 2006"、そして今回の"Review of the first quarter of 2007"と、ある時期を振り返る内容の企画を続けていますが、こういう企画を今後「Review企画」と呼ぶことにしたいと思います。近いうちに、独自のカテゴリーを立てるつもりです。
 こういう企画をやっていて思うのですが、書いていくと、どこか自分をさらけ出すようで、やっていて少し恥ずかしさも正直感じます。まぁ、読んでいる人なんてそんなにいないからいいかなとも思うのですが、そうは言ってもブログに上げたという事は不特定多数の人々に読まれる可能性があるという覚悟の上でやっているので、どこまでの内容をどのような表現でまとめるかとかを考えると非常に筆が重くなります(だから、"Artists of the year in 2006"の残りがまだ書けなかったりするわけです)。どこか、えいやっという勢いをつけて書き上げているところがあったりするのですが・・・。

 そうはいっても、どちらかというと自分のためのメモや資料としての意味合いの方が強く、あまり他の人に読んでもらうことを想定した文章ではないかなとも思います。そんな文章ではありますが、最後まで読んでいたとしたら、拙い内容に最後まで付き合っていただいて本当に感謝しています。こんなふうに考える人間もいるんだな、と思ってもらえれば幸いです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 05, 2007

Review of the first quarter of 2007 (2):Best Disc

 2007年の1月~3月を振り返る"Review of the first quarter of 2007"の第2回は、この時期に購入したCDのうちBestな一枚を選ぶ、というものです(前回は、こちら)。本来であれば、購入したCDの全てを挙げた方が、資料的な価値があるのかもしれません。しかし、そうしてしまうと、自分の手の内が全てさらされそうでちょっと嫌なので(少しは隠しておきたい、というのがこのブログのスタンスなのです)止めさせていただきます。
 ですので、早速紹介したいと思います。2007年1月~3月の3ヶ月間における、the Best Discは、

Cutie Pai『cosmic少女』

です。

 とまぁ、これまた突っ込みどころ満載の選択です(と自分では思うのですが・・・)。疑問が出てくるであろう点を一つずつ解説したいと思います。

 まず、CutiePaiについて、前回印象に残った曲で(「cosmic少女」ではなく)「snow rondo」を選んでいるのに、Best Discでは(「snow rondo」が収録されている『僕のニャンコ』ではなく)『cosmic少女』を選んだ、ということ。これは、一曲ごとの評価ではなく、一枚のCDとしての評価でいくと、『cosmic少女』の方が上回るということです。分かりやすく言えば、

「cosmic少女」+「プラモガ」>「僕のニャンコ」+「snow rondo」

という不等式が成立する、ということです。ただ、収録曲の足し算だけ説明しつくせない要素もあるかもしれません。ただ、それは次の点にも関係するかと思いますので、そこで説明することにしましょう。

 次に、先ほどの点よりもっと大きな問題点だと思いますが、シングルCDがアルバムCDを超えるのか?、という点です。以前、1月に購入したCDを紹介し、その中でBestCDを選ぶという際に、このことが話題となりました。このときは、シングルCDであるCutiePai『僕のニャンコ』ではなくアルバムCDである富田麻帆『M[エム]』をBestCDに選んでいます。その際、このように書いています。

 まず、形式的に言っても、2曲入りのCDシングルが、11曲入りのアルバムを超えるのは結構難しいことです。というのは、単純に考えれば、2曲だけによる相乗効果と、11曲の相乗効果とでは、曲数以上の差がついてしまうはずなのです。

 更に、このようにも書いています。

 富田麻帆さんの『M[エム]』の11曲の構成が筆舌に尽くしがたいほど素晴らしいのです(中略)。そうなると、どちらの曲もどんなに素晴らしい曲だとしても、2曲入りのCDシングルが11曲入りのアルバムに「逆転」することはほとんど不可能だったという訳です。

 こんなことを書いていたにもかかわらず、1月~3月におけるBestDiscとして、CutiePai『Cosimic少女』を選んだわけです。ということは、当然1月のBestCDである富田さんの『M[エム]』をこのCDが超えているということになるはずです。実際、最後の選択における相手は『M[エム]』でした。

 何度も言いますが、この企画はあくまでも自分の主観的な印象で書いているので、あまり厳密な説明を求められても、人々を充分に納得させるような根拠を持っているわけではありません。いったい何故なのか、ということを説明するなら、あのときに書いた言葉で言えば、予想外の「番狂わせ」が起きたということだと思います。
 どちらのCDも、もともと高かった期待を大きく上回る素晴らしい出来だったと言い切れます。ただ、CutiePaiの方が、その期待の上回り度合いの予想外の衝撃がもの凄く大きく「感じられた」のでした。この辺りは非常に主観的な意味合いが非常に強くなるかと思います。また、後出しジャンケン的な効果もあるかもしれません。後からリリースされたCDによる衝撃の方が、評価をする際に、大きく残っているともいえる、ということです。更に、CD化が待ち遠しかった曲が遂にCDになったという想い入れも『cosmic少女』には含まれていることも大きいかなと思います。
 ということで、何らかの根拠を基にしてというよりは、非常に主観的な観点で「番狂わせ」が起こった、という側面が大きいと言えます。

 ただ、必ずしも、それだけじゃないんじゃないかな、とも思うのです。というのは、『cosmic少女』というCDが、Cutie Paiというアーティストについて、いくつかあるうちの一つの側面を非常に明確に打ち出すことに成功している、と思います。たった2曲(といってもシングルであれば普通の曲数だけど・・・)のシングルCDですが、その2曲による相乗効果は非常に大きく、10曲以上並んだアルバム以上の存在感を出すことができていると感じたのです。そして、そのこと対する主観的な評価が非常に高いから、このような結果になったのではないかと思います。
 これ以上『cosmic少女』というCDについて語ると、記事全体のバランスが悪くなりそうなので、この辺までにしておきます。まとめると、この時期において、CutiePaiへの傾倒が強くなっているところに、素晴らしい出来のCDが期待以上の仕上がりで登場したため、他の有力アルバムを押しのけて、一番に昇りあがったということですね。どうして、そんなにCutie Paiに対する主観的評価が高くなるのか、その理由を問われると一言では語るのは難しいのですが、次回の記事を読んでいただければ、その一端が少しは分かるのではないかとも思います。

 次回は、イベントについて書きます(こちら)。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

April 04, 2007

Review of the first quarter of 2007 (1):印象に残った曲~

 もうすぐ2007年も3ヶ月が過ぎようとしています(というか過ぎています-実際に執筆時期は4月18日)。つまり一年の4分の1が終わろうとしている(というか終わってしまった・・・って、しつこいですか?)のです。
 ということで、区切りとして2007年第一四半期を振り返ってみたいと思います。以前行った企画、"Songs of the year in 2006,"や"Artists of the year in 2006"で行ったのと同じような感じでやっていきます(変更点があれば、その都度説明していくことにします)。第一回は印象に残った曲について、第二回は購入したCDの中でベストの一枚について(こちら)、第三回は参加したイベントについて(こちら)語っていきます。

 ということで今回は、2007年1月から3月までに、(自分が)CDを購入して聴き始めた曲を対象にして、強く印象に残り(自分にとって)この時期を象徴する曲を挙げていきます。
 "Songs of the year in 2006"のときと同じように、1アーティストに付き一曲に限定したいと思います。こうしてしまうと、曲の評価とアーティストの評価とが混同されてしまう、と以前書いたことがありますが、そうしないと特定のアーティストに集中してしまいそうなので、今回もこのルールを適用します。
 アーティスト名と曲名のみの場合は、曲名がタイトルのシングルCDです。アルバムの中の曲や、シングルCDの曲でも曲名がCDのタイトルと異なる曲は、曲名の後にCDのタイトル名が続きます。

CooRie「クロス*ハート」
 アルバム『トレモロ』以来のCooRieの新曲。アニメの主題歌だそうですが、アニメの方は見ていません(この地方でもやっているみたいですが(^^ゞ)。打込っぽい、ピコピコした音が盛り込まれたアレンジに今までにない新しさを感じます。アップテンポな感じの曲は久しぶりかな、とも思ったのですが、そうでもないかと思い直したりもします(『トレモロ』収録の曲だと、「光のシルエット」「風~スタートライン~」とかがアップテンポだし・・・)。
 CooRieというと、しっとりとした曲をじっくり聴かせてくれるという印象が強かったりするのですが、こうして考え直してみると、アップテンポの曲は間違いなく自分の好みに入っていたりします。そういえば、初めてCooRieを知ったきっかけとなる曲の「流れ星☆」もアップテンポだし・・・。軽快な疾走感を感じさせ、さわやかなイメージを与えてくれるのが、CooRieのアップテンポ曲の特徴で、この曲もその流れをしっかりと踏襲しているので、好みのストライクゾーンにぴったりと収まっています。
阿澄佳奈、水橋かおり、新谷良子、後藤邑子「スケッチスイッチ」
 アニメ『ひだまりスケッチ』のオープニング曲。アニメのオープニングを見てハマりました。Bメロからのサビにかけての展開が、いわゆる「萌え系アニメ」のオープニングらしい盛り上がりを感じさせてくれる素晴らしい曲だと思います。言い換えると、アニメの声優さんが歌うアニメのオープニングの王道を走っている、といった感じ(・・・あくまでも僕個人の主観的な印象に過ぎませんが・・・)で、流石はLantis、と思いました。テンポが良く、明確でキャッチーなメロディラインで、一度聴いたらキチンと理解できる明快さがポイントです。
marble「芽生えドライブ」
 アニメ『ひだまりスケッチ』のエンディング曲。アニメで見ていたときには、オープニング曲の勢いと比べてそれほど印象に残るという感じではなく、どちらかというと地味な曲だと思ったし、アニメとのシンクロも(僕には)それほど強くは感じませんでした。
 しかし、実際にCDで曲を聴くと、印象がガラリと変わりました。ちょうどCDを買って聴き始めたのが3月後半だったということもあって、清涼感あふれるこの曲のイメージと春の訪れのイメージとが非常にマッチして、何度も繰り返し聞いています。
hy4_4yh「美空ジャンプ」『続ハイパーヨー盤』
 確か昨年の12月に発売されたニューアルバムの中の一曲です。先にライブで歌うのを見てから、CDで聴いたという順番です。ライブでのいい印象がCDを聴いて再現されて、お気に入りの曲になりました。アルバム全体の印象にも通じますが、若い勢いというのを感じます。スカッとしたいときに聴くと、ぴったりはまるタイプの曲ですね
上野まな「星のメッセージ」『One Way』
 上野まなさんは、1月に秋葉原でストリートライブをしているのを初めて見て以来、何度かストリートライブを見せてもらっています。2枚CDを購入しているのですが、その中から一曲選んだのがこの曲です。生で聴くと他の曲の方が強く印象に残るのですが、CDの曲としてはこの曲が一番いいなと思います。キラキラとしたイントロに続く歌い出しで雰囲気を一気に盛り上げてくれます。
 そして、その後の「生きることは楽しいの?辛いことはどれくらいなの?」の歌詞の部分。あまりにストレートすぎて、一歩間違うと、はぁ?、といった感じで反発したり、すごくダサく感じたりしかねないフレーズかと思うのですが、それをストンと心地よく聴くことができるのは、彼女の歌声の力量なのかなとも思います。歌声に透き通った力強さが感じられ、ストレートな内容の歌詞をキチンと聴かせることができているところが、非常に印象的です。
小比類巻里澄「夕焼け電気」 
 この曲は、路上で何回か聞き込むにつれて、その良さが分かってきたというタイプの曲です。小比類巻里澄さんは上野まなさんと一緒に路上ライブをされているのですが、上野さんの方は一度聴いて、これはいいと思ってCDを購入したのですが、里澄さんの方は、初めて聴いたときはよく分からないままに終わってしまいました。この曲の良さに気づいたのは、二度目に路上ライブを見たときからでした。
 曲自体は、あまり抑揚が少なくしっとりした曲で、どちらかという地味めな曲かもしれませんが、そんな中でも聞かせる要素がぎっしりと詰まっていて、歌いだしから始まり、フレーズごとに1つずつ、積み木が組み立てられるような感じで、じっくり聴かせていって、最終的に1つの統合されたイメージが完成される、というタイプの曲だと思います。ある日、アキバの路上を見に行ったとき、同じ場所に何組のアーティストが同時に歌っているところにやってきたのですが、そんな中で彼女がこの曲を歌っているのが、かなり遠いところからでもすぐに分かりました。それくらい大きな存在感のある曲だと思いました。
富田麻帆「M[エム]」『M[エム]』
 ファーストアルバム『M[エム]』のタイトル曲であり、最初の曲でもある一曲。アルバムのオリジナル曲から1曲を選ぶとするとこの曲になります。この曲に劣らないくらいインパクトがあった「救世主~メシア~」の方が、アルバムに収録されているのがショートバージョンで、フルバージョンが4月にシングルでリリースされるという事情もあるのですが・・・。
 そういった事情を置いておいても、この曲はアルバム全体の印象を決定付けるほど素晴らしい出来であり、このアルバムの中で最高の印象を与えた曲だったと言えるのです。
Cutie Pai「snow rondo」『僕のニャンコ』
 Cutie Paiは、今年に入って毎月CDをリリースして、秋葉原のヤマギワソフトでイベントをしている、というのは何度も書いているのですが、対象となる期間にリリースされた3枚のCDの中から選んだ一曲がこれ。
 Cutie Paiの曲から一曲、ということで今回はこの曲を選びました。選択の際、最後まで残ったのが、この曲と「cosmic少女」(・・・でも、「プラモガ」も良いし、「おでかけまゆちゃん」だって捨てがたいし・・・っと言っていたら、ちっとも絞り切れないので止めておきますが・・・)。「cosmic少女」の出来は、もともと高かった期待を更に上回る出来で、客観的に考えれば、この曲の方が現時点でのCutiePaiを代表する曲である(・・・もちろん、これから更に素晴らしい曲が登場することも期待するのですが・・・)、とも思います。
 しかし、この企画は、あくまでも「この時期に印象に残る曲」を僕自身が「主観的に」選ぶもの。「客観的な(?)」位置づけはひとまず置いて、「主観的な」思いで選ぶと「snow rondo」になりました。
 ポイントは「この時期に」という点です。1月~3月までに期間ということで、この時期を象徴する曲かなということ、そして何よりこの時期に何度も聞き続けたということ、はたまたこの曲に影響されて雪景色を求めて出かけてしまったということ、以上のことから、この時期における個人的な印象としては、この曲の方が大きいと思ったのでした。

 ちなみに、この中から更にベストの曲を選ぶと・・・というのは、やりません。そんなことを3ヶ月ごとに一々やらなくても・・・というか、やっているとその選定理由を書かなければならないのがちょっと辛いデス(^_^;)。

 そんなことを書いていて、早々に矛盾するかもしれませんが、次回はこの時期に購入したCDからベストな一枚を選びます(こちら)。矛盾しているというか、CDの方はやらないと記事にならないのに対し、曲の方がそこまで書いていられないというのが実情なんですけどね

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 01, 2007

1月に購入したCDのタイトル

 2007年の、"Songs of the year"および"Artists of the year"の参考資料にするため、購入したCDの名前を挙げておきます。本当は、一枚ごとに紹介やレビューもしたいのですが、それができるのがいつになるのか分からないので(←やる気なのか?)、とりあえず名前だけ挙げておきます。


1月21日(日)

  • Cutie Pai 『僕のニャンコ』
  • 上野まな 『たからもの』
  • 上野まな 『One Way』
  • hy4_4yh 『続ハイパーヨー盤』
  この日に購入したタイトルは、すべてイベントや、路上ライブ、ライブハウスでのライブを見たりして購入したものですね。

1月27日(土)

  • 富田麻帆 『M[エム]』
  • CooRie 『クロス*ハート』
  • TVアニメ「ひだまりスケッチ」オープニングテーマ 『スケッチスイッチ』
 この月一番の期待作の富田麻帆さんのファーストアルバム、久しぶりのCooRieのニューシングル、そして1月スタートの新アニメのオープニング主題歌です。



 今月購入したCDはどれも名作ばかりです。非常に慎重なタイプなので、外れのCDを買うということはあまりないのですが、何枚もCDを買うと、正直ちょっと好みからは外れてしまう曲もあったりするのですが、今回はそれが全くありません。

 ちなみにこの中の曲で、パソコンでの再生回数が最も多いのが、Cutie Pai『僕のニャンコ』に収められている「snow rondo」で、100回を超えています。『僕のニャンコ』をアルバム単位でリピートして聞き続けたことが最大の要因です。

 そして、「主観的な」Best CD はというと・・・、


富田麻帆『M[エム]』です\(^o^)/。

 ・・・って、また、議論の流れをひっくり返してますね。まぁ、このブログのお約束ということにしましょうかね。
 選んだ理由は、ファーストアルバムということで事前の期待が非常に高かったこと、その期待に充分応えてくれたことが挙げられます。Cutie Paiの『僕のニャンコ』も聞き込んでいくほど評価がぐんぐん上昇していっているのですが、12ヶ月連続リリースCDシングルの第一弾にしては、やっぱりちょっと地味だったかも・・・と書いているたった今そう感じました。といっても、別に深刻なマイナス要素というわけでもなく、むしろ最後に評価を分けたのは「シングル」と「アルバム」の差ですね。


 ・・・と理由を終わらせてしまったのですが、追記として、もう少し「弁明」しておきましょう。上で書いた「12ヶ月連続リリースCDシングルの第一弾にしては・・・」というのは、ちょっと取って付けた様な理由で、実はあまり大きな意味はありませんでした。主張の中身自体、ちょっと無理があったかも、と(今では)思いますが、一度言ってしまったことなので取り消しません。
 むしろ、大きな理由としては、「シングル」と「アルバム」の差ということなので、その内容をもう少し詳しく展開させていきましょう。

 まず、形式的に言っても、2曲入りのCDシングルが、11曲入りのアルバムを超えるのは結構難しいことです。というのは、単純に考えれば、2曲だけによる相乗効果と、11曲の相乗効果とでは、曲数以上の差がついてしまうはずなのです。それが、この主張の一番の基礎です。

 確かに、個々の曲の出来不出来という要素もあります。あまり良くない曲が全体の足を引っ張るということもあるでしょう。また、曲順が不自然でも、全体的な印象にマイナスとなります。曲数が増えると、そういうリスクも高まります。実は、そこに曲数の少ないCDシングルにも「逆転」のチャンスがあるのです。
 例えば、同じCutie Paiのマキシシングル『まゆきわチッ!』が、他のアルバムCDを(それに加えて他のシングルCDも)抜いて、"The Best CD of the year in 2006"となったのも、このような理由もあったと思います。2006年に購入されたアルバムCDの場合、どのCDの個々の曲としてはいい曲が何曲もあったのだけれども、収録曲の相乗効果による全体的なイメージがあまり強くはなかったのです。それに対して、合計4曲ながらも、個々の曲のレベルの高さに加えて、CD全体で明確な存在感を与えてくれたマキシシングルが、最終的にはその年の一番印象に残ったCDになったでした。ちなみに、どんな存在感だったのかというと、新しい3人によるCutie Paiの出発というメッセージを強く感じさせてくれたのです(・・・少なくとも僕には・・・)・・・閑話休題。

 しかし、今回の場合は、そういった「番狂わせ」が、「残念ながら(?)」起きなかったのです。「番狂わせ」どころか、富田麻帆さんの『M[エム]』の11曲の構成が筆舌に尽くしがたいほど素晴らしいのです(詳しくは個別に紹介するときに書きます)。そうなると、どちらの曲もどんなに素晴らしい曲だとしても、2曲入りのCDシングルが11曲入りのアルバムに「逆転」することはほとんど不可能だったという訳です。ということで、個々のCDの内容の評価には極力触れずに説明をさせていただきました(我ながら、よく出来たもんだ)。以上、「追記」おしまいっ!![2月13日]


 個々のCDの評価については、いつかの機会にするつもりです。少なくとも、富田麻帆『M[エム]』とCutie Pai 『僕のニャンコ』の2枚は絶対にやるぞ!!


[2月12日執筆]

| | Comments (0) | TrackBack (0)

January 30, 2007

Artists of the year in 2006(その5)~The Best Artist of the year in 2006~



いよいよ結論・・・でも、ちょっと

 2006年に印象深かったアーティストを選ぶ、"Artists of the year in 2006"の第5回目です。いよいよ、最も印象に残り、2006年を最も象徴するアーティスト"The Best Artist of the year in 2006"を選ぶ段階になりました。

 この年に、印象に残ったアーティストを、CDの曲からとライブ・イベントからとの二側面から取り上げてきました。CDの曲という面では、2006年も絶対評価の高い曲を何曲もリリースし続けた、佐藤ひろ美さんをNo.1に選びました。また、ライブ・イベントという面では、2006年の間に参加を重ねていくなかで着実に評価を高めていった、Cutie PaiをNo.1に選びました。

 当然の事ながら、"The Best Artist of the year in 2006"は、この2アーティストのどちらかから選ぶことになります。ここで、全く別のアーティストが出てくることは・・・、いくらサプライズが好きだとしても、そんなことをしてしまえば、せっかくここまで話を展開させてきたことが台無しになってしまいますからね(^_^;)。

 実は、この企画を始めるときに、誰にするかは既に決めてありました。それでは、早速・・・、



・・

・・・


・・・・・・っと、ちょっと待った!!(←う~ん、古い!!)


 その前にやっておきたいことがあります。前回の投稿の際には、「長い前置きを置かずにさっさと結論に入れるかと思います」と書いたはずですが、あっさりと方針転換しました。


 で、いったい何をやるのかというと、2006年の前の年、つまり2005年の"The Best Artist of the year in 2006"というのを紹介してみましょう。その結果を踏まえると、2006年の結果の意義も、より深く理解できるのではないでしょうか・・・多分。

 少し頼りない言い方になっていますが、もう少し勢いを強めて主張すると、2005年というのは、現在のような行動スタイルが確立した年だと思っているのです。詳しいことは、またどこかの機会でということになってしまいますが、要するにライブやイベントに参加しながら、CDも聴いていくというスタイルが、この年に花開いて出来上がった、そんな意義深い一年だったのです。

 ということで、しばらく昔話にお付き合いください(って、この企画自体も既にもう昔話だけど・・・)。



The Best Artist of the year in 2005

 2005年の"The Best Artist of the year"。考察の中身は、今年と同じです。CDの曲とライブ・イベントという二つの側面から評価します。もしかしたら、記憶から抜けている記録があるかもしれませんが、それは気にしないことにします。購入したCDの枚数やライブ・イベントの参加回数といった、それぞれの側面で用いた「客観的」指標について、カウントの方法は2006年とほぼ同じということでいきます。ただし、それぞれのランキングは、ここでは紹介しません。というか、まだ作っていません。なぜなら、どちらのランキングも作るまでもなく、No.1は決まっているのです(後日機会があったら、キチンとランキングを作ることにしましょうかね・・・余裕があったらですが・・・)。


 それでは、紹介しましょう。"The Best Artist of the year in 2005" は、

佐藤裕美さんです\(^o^)/。

 この企画や前の企画("Songs of the year in 2006")における、これまで佐藤さんの記述を読んでいくと、何となく予想できたのではないでしょうか。示唆的な表現にとどまっているものもありますが、2006年の評価するときに、前の年(つまり2005年)の評価が非常に高くて・・・という趣旨の内容が何度も登場していたかと思います。


 どれくらい凄かったのか、というのを「客観的」な証拠を出しながら、説明してきましょう。


 購入したCDの枚数は、11枚以上です。これで、ランキングトップでないはずがないと思います(二位以下は、集計していないので分かりませんが・・・)。ちなみに、2005年12月購入の二枚のCDは2006年分の集計にしてあるので、この数には含まれていません。

 3rdアルバム『Angelica』を筆頭に、Sugar Seasonシリーズの3枚のマキシシングル(『春風』『夏花』『秋月』)、2枚のアニメ主題歌CD(『暁ノ空ヲ翔ル』『時代の無双花』)、3枚のゲーム主題歌CD(『Milktea Kiss』『ハローグッバイ』『ZERO』)、その他の旧譜や電波曲?(『born』『こえだちゃんのおはやっほー♪』)で合計11枚になります。「以上」と書いたのは、佐藤さんの曲が目当てで買ったCD(ゲームのサントラなど)が他にもたくさんありますので、これも枚数に入れると、大変な量になるでしょう。これだけ沢山CDを買っているということは、当然佐藤さんの曲を気に入ったからだと言えます。好きな曲を挙げていくとキリがないのでやめておきましょう。


 また、ライブ・イベントへの参加は14回。平均して月一回以上です。2006年の(トップである)Cutie Paiを超えていた、という事実を今回発見して、実は、非常に驚いています。この回数は、歌を歌っているイベントのみを入れているので、ラジオの公開録音やイベントの司会といった歌を歌わないイベントは当然回数に入ってはいません(歌手なのに、そんなイベントがあるのも、驚きといえば驚きですが・・・)。

 こちらも、ランキングトップであるのは当然ですが、多分2位だと思われるアーティストがおそらく4回(複数いそうですが、ちょっとあやふやなので今回は名前を出しません)なので、圧倒的ですね。また、全てのイベントへの参加回数が26回(あくまでも暫定的な計算なのですが・・・)なので、この中で佐藤さんのイベントの占める割合を計算すると、約53%となります。半数以上になります。2006年のCutie Paiが、32.5%、約3分の1です(佐藤さんは、27.5%)。これで、2005年のこの数字が、どれだけスゴイものかご理解いただけたでしょうか?

 もちろん、単に数が多いだけでなく、ライブについても印象に残るライブは数多くあります。二月のヴェルファーレでのバレンタインライブを皮切りに、Sugar Season Liveとして定期的に開催された3回のライブは非常に充実した内容でした。とりわけ、12月の秋月&バースデーライブは、本当に感動モノで、佐藤さんのファンになって本当に良かったと心から思えた内容でした。


 ということで、この年の佐藤さんが(そして、その活動を追い続けた自分のはまり具合も)、どれだけ凄まじいものだったか、ご理解いただけたでしょうか。2005年は、現在の行動スタイルが確立された年だと書きましたが、それを導いたのは、間違いなく、佐藤裕美さんの力によるものだと断言できます。


 ちなみに、このブログで佐藤さんのお名前を、「佐藤裕美」と書いたり、「佐藤ひろ美」と書いたりしていますが、2005年12月10日のバースデーライブで「佐藤裕美」から「佐藤ひろ美」と改名したことが理由となります。改名前の2005年まで佐藤さんについては「佐藤裕美」と表記し、改名後の2006年以降の佐藤さんについては「佐藤ひろ美」と表記しています。



そして、"The Best Artist of the year in 2006," へ

 初めに書きましたが、"The Best Artist of the year in 2006"は、佐藤ひろ美さんとCutie Paiのどちらかからの選択になります。しかも、その選択は、この企画を始めたときから既に決めていました。

 それでは、今度こそ発表しましょう。2006年最も印象に残った、そして2006年を最も象徴するアーティストは、




Cutie Paiです\(^o^)/。

 どうですか?唐突に感じましたか、それとも、納得しましたか。私としては、こうした話の流れは、意図的でもあり、しかも必然的だとも思います。

 いきなり、結論に入らず、その前に、前年のベストアーティストとして、佐藤さんの名前を出したところで、2006年は彼女じゃない、と思った人、あなたは鋭いです。そうじゃなかった人、私の設定した流れにまんまと乗ってくれて、ありがとうございます(^_^)v。騙された、なんて思わないでくださいね。長ったらしい文章を何とか最後まで読んでもらえるように、無い知恵を精一杯振り絞ってやっている演出なんですから、何とぞ温かい目でお願いしますm(__)m。

 イヤミったらしいかもしれませんが、少し解説すると、前年の流れでそのまま次の年も・・・という評価であれば、前置きを置かずにさっさと結論に入った方が、話の流れにインパクトや説得力が出てくると思います。逆に、前年の勢いを覆す結果であるからこそ、前年のその凄さをわざわざ取り上げ強調していたというわけです。


 まぁ、確かにインパクトはあったかもしれません。しかし、唐突に感じ、説得力に疑問を感じる。そんな人もいるかもしれませんね。何故、前年に引き続いて、佐藤ひろ美さんということにならなかったのかではなかったのか?説明しましょう。そんなに難しいことではありません。

 一言で言ってしまえば、やはり、(佐藤さんの)「前年が凄すぎた」という、少し残酷にも思えてしまう言葉でまとめることができます。しかし、――こうしたことを言うのは、もう何度目になるのでしょうか?――決して、佐藤さんの2006年の印象が劣るというわけではありません。そうでなければ、CDの曲でNo.1になることもなければ、イベントの方でもNo.2になることはありえません。絶対評価は高いレベルを保ち続けているのです。他に匹敵するアーティストがいなければ、問題なく今年もベストアーティストの地位を保ち続けたことでしょう。しかし、2006年は、幸か不幸か、それに匹敵するアーティストいや最終的にはそれを超えてしまったアーティストが登場してしまったということです。

 確かに、佐藤さんの2006年は、凄すぎた年の翌年ということで、少し落ち着いた印象もあったことも否めません。実際、4月後半から5月ぐらいまでは、CDのリリースやイベントもなく地味だった印象がしました。

 でもそれは、決して否定的な意味にはならないと思います。そんなに凄まじい期間が長く続く方がおかしいのであって、そうでなければ作品のクオリティも下がる恐れもあるし、何より自身の体調も崩す危険があります。次への更なるステップへの準備として考えれば、決して意味の無い期間ではないはずだと思います。実際、夏以降は、再び活発な活動が始まり、その勢いが年末まで続き、そして2007年には、4thアルバムのリリースが控えているという流れになっています。そういう意味で、2007年の更なる展開が非常に楽しみなアーティストであると断言できます。


 さて、Cutie Paiですが、決して佐藤さんの事情だけで選ばれたわけではありません。もちろん、自らの勢いで佐藤さんを超えるものがあります。やはり、一番の要素はイベントでしょう。前回述べた、「自分の中では他のどのアーティストよりも参加しているということ、また10月の怒涛の参加と大晦日のイベントの感動とが現時点での印象に強く残っていること」といった、ライブ・イベントでの印象の強さと、10月に発売されたCD『まゆきわチッ!』の素晴らしさとが相乗効果をもたらして、自分にとってもはや無くてはならない存在になったと言えるでしょう。その前に、メンバーの変更があったということも、今から思うと、結果的には、更に一層Cutie Paiのことが好きになることができた、と言えるのではとも思います。



今後の予定-今回の結びにかえて

 ということで、今回の記事はそろそろおしまいです。えっ、もう終わりかよ(いやもう充分な長さになってますから)。せっかく、Cutie Paiが"The Best Artist of the year"に選ばれたのに、Cutie Paiについてはやけにあっさりと語って終わっているじゃないか、むしろ、佐藤裕美(ひろ美)論になっているじゃないか、と思うかもしれません。そういう意見を充分意識しながら、次回以降の予定をお知らせしたいと思います(って、この企画、まだ続くのか?)。

 次回は、「(その6)総括」と題し、前の企画のときのように、文章にまとめていく途中で思ったり、結論をまとめ上げた上で改めて考えたことなどを書いていきたいと思います。それで、この企画は、ひとまず完結させます(そうじゃないと、2007年も一ヶ月が過ぎようとしているし・・・)。

 だだし、「番外編」として、今回"The Best Artist of the year in 2006"に選ばれた、Cutie Paiのことをもっと積極的に語ってみようと思います。いつかは語りたいと思っていたのです。でも、どのように書けばよいのか迷ったり、気持ちに整理のつかないことがあったりと、なかなか書き出す踏ん切りが津かなったのです。今回、この企画で、Cutie Paiをベストアーティストに選んだということで、この勢いを利用して書いていけるかなという思いが湧き出てきたのです。これが投稿されるのは、しばらく時間がかかるかもしれませんが、近いうちに取り掛かるつもりです。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

January 29, 2007

Artists of the year in 2006(その4) ~ライブやイベントで印象に残ったアーティスト



前回までのあらすじ

 2006年に最も印象深かったアーティストを選ぶ、"Artists of the year in 2006"の第4回目です。そもそも前回の投稿で、ライブやイベントで印象に残ったアーティストを紹介するつもりだったのですが、第2回の終わりに突然発生した「宿題」の処理や、イベントの参加回数自体の分析で話が終わってしまいました。今回こそは、アーティストの紹介をします。それが本来の目的なのですから・・・。


アーティスト別イベント参加回数ランキング

 2006年に参加したライブ・イベントをアーティスト毎に集計しました。基本的には、歌を直接見ることができる機会は全て含まれます。路上ライブも入ります。また、カウント方法について、1つのイベントに複数のアーティストが参加している場合は、それぞれのアーティストに対して一回ずつカウントをしていきます。あと、同じ日に、同じ出演者がほぼ同じ内容で二回以上行うイベントは、それぞれ一回ずつということにします。詳しくは、前回の投稿の「ライブ・イベント参加回数のカウント方法」をご覧ください。

 こうして集計していった結果、4アーティストによってトップ集団が形成されました。これより下の、第2集団のイベント参加回数は2回で、印象には残っているけどそもそも二回しかイベントが開催されていないものから、たまたま「再会」しただけでほとんど印象に残っていないものまで多種多様です。そのため、第2集団はここでは取り上げず、少し中途半端かもしれませんが、ランキング・ベスト4を紹介していきます。


第4位 有希(8回)

 以前、"Songs of the year"の企画の中で「未来道」という曲を取り上げたときにも紹介しましたが(詳しくはこちらを)、有希さんは秋葉原で路上ライブをして活躍しているシンガーソングライターです。

 今や、秋葉原の路上ライブを行っているアーティストを代表する一人である、と言っても過言ではないと思います。そんな「大きな」存在になっても、謙虚なところを忘れないところに非常に好感を持てます。最近では、路上で歌っていると大勢の人に囲まれることが多いのですが、そんな現状にも決して満足することなく、更にもっと上を目指すという姿勢が見えるので、たとえセーラー服とかを着て歌っていても、決して浮ついたようには見えません。むしろ頼もしく感じたりします(何のことを言っているかというのは、アキバblogさんこちらの記事を・・・。この日はちょうどその場にいて目撃したのですが、最初見たときにはやはりびっくりしましたね)。

 以前紹介したとおり、曲のバリエーションも、初めて見た時のバラード一辺倒だったころから、明るい曲やテンポの良い曲を歌うことが多くなりました。たまには、バラードも聴いてみたかったりしますが(^_^.)。歌も確実に上手くなっていると思います。

 ただし、路上ライブも含めて8回というのは、私が地方在住者であるということを差し引いても、決して多くはないと思います。この8回のうち、路上が6回、インストアライブが1回、ライブハウスでのライブが1回という内訳です。路上が6回というのも少ないかもしれません。昨年、自分が秋葉原を訪れた日数は、20日近くあります(このうち、平日はわずか2日)。このうちで、有希さんの路上ライブに出会えたのが6回、少ないと思いませんか?ライブハウスでのライブだとなおさらです。ことごとく他のイベントと重なっていたり、そうでなければとても上京できる状態じゃなかったりと、実は、スケジュールという点では相性があまり良くないアーティストだったりします。ということで、本当は、もっとライブにも行って、カウントももっと上がってもいいはずのアーティストでもあります。

第3位 富田麻帆(10回)

 "The Best Song of the year in 2006"である、「Wing of Destiny」を歌う富田麻帆さんが第3位です。この年に入っていきなり大本命アーティストに成長した一人です。9回のうち、地元でのCD発売イベントが2回、それ以外に地元でのイベントが2回で合計4回と地元でのイベント開催に恵まれていたと言えるでしょう。東京でのイベントでも、初めてのソロライブや12月のライブと重要イベントにも参加できたし、2回のエンジェル隊のコンサートでは大観衆の盛り上がりの中で"Wing of Destiny"も見ることができたし、ちょうど旅行中の空いている日にイベントが入ったしと、スケジュール的に非常に相性良くイベントに参加できました。

 もともと舞台での経験も豊富だということもあるせいか、目の前で歌っているとすごく光るモノを感じさせてくれます。ステージ上の動きもいいし、ダンスもかっこよく決めてくれるし、歌への感情の込め方も表情などから充分感じさせてくれて、何度もイベントに足を運びたくなります。また、明るい性格だから、トークも楽しませてくれます。「Wing of Destiny」が"The Best Song of the year in 2006"になったのも、CD発売イベントに初めて参加したことが最初のきっかけだと思うし、その後イベントの参加を重ねて、何度もこの曲で盛り上がったことが、評価を急上昇させていった最大の要因だといえるでしょう。

第2位 佐藤ひろ美(11回)

 第2位は、佐藤ひろ美さんです。2006年の前の年、2005年は、バレンタインライブに始まり、3回のSugar Season Live(春風、夏花、秋月)といったライブに加えて、次々と出されるCD発売のイベント、その他にも出演するイベントと、イベントのない月は存在しない、というほどの怒涛の展開でした。それと比べると落ち着いたのかなとも言えるのですが、それでもやっぱり多いですね。比較的大規模なライブだと、2月にSugar Season Liveの最後を飾った冬恋ライブ、夏に徳永愛さんといっしょに開催したファンクラブイベント(バーベキュー&ライブで、BLイベント)、あと12月に富田麻帆さんと行ったバースデーライブと開催されましたが、どのライブもきちんと参加できました。また、地元でのイベントが二回あって、そのどちらにも行くことができました。あとは、スケジュール的に行きやすい日に開催された東京でのイベントにも行くことができ、着実にカウントを稼ぐことができた、といった感じですね。

 今年の特徴としては、富田麻帆さんと一緒に見ることが非常に多かったことが1つ挙げられます。同じブロッコリーからCDを出していることもあってか、同じ作品のオープニングとエンディングという組み合わせになることが多く(ゲームのG.A.Ⅱやアニメ『護くんに女神の祝福を!』)、イベントなどで一緒に出演することが多かったです。自分もそういったブロッコリー系の作品が好きなのでなおさらですね。それぞれ一人ずつじっくり見たいという思いもありますが、イベントでのトークだと二人の方が圧倒的に面白く(一人ずつでも充分面白いけど・・・)、やはり一粒で二度美味しい、という気になります。

 また、"Songs of the year"企画で「Cause your love~白いメロディ~」を紹介したときも書きましたが、この曲は、CDを購入する前にライブやイベントで聞き続けていって、その良さを理解することができました。イベントの参加を重ね続けていったという思いがこの曲を聴くとオーバーラップします。こちらの曲の思い出が2006年の前半期を象徴するのに対し、後半期(といっても秋以降)は、「Venus Dream」ですね。サビのノリやすい展開は、イベントで大いに盛り上がったという思いを残してくれました。

 12月には、前の年に引き続き、誕生日の10日にバースデーライブが開催されました。前の年には、涙が出るほど感動して、今年も期待していたのですが、思いっ切り盛り上がれて満足できました(前にいた人のマナーの悪さは何とかしてほしいけど・・・)。

 ライブやイベントの開催については、2007年も前の年並みにあるのかな、と少し心配(とくに地元開催については、2006年が恵まれすぎだと思うし・・・)ですが、細々としたイベントについては無理をしないものの、ライブなどの重要イベントを確実に参加できればいいなと思います。

第1位 Cutie Pai(13回)

 第1位は、Cutie Paiで、イベントの参加回数は13回です。第2位の佐藤ひろ美さん、第3位の富田麻帆さんとは異なり、ライブ活動がメインのアーティスト(という位置づけでいいと思うけど・・・)なので、この数字はこのアーティストのイベント開催回数の合計からみれば(出席率ということですね)、決して多くはないでしょう。大事なイベントに行けなくて、泣きたくなるほど悔しい思いもしているし・・・。

 かといって、スケジュール上の相性が全然良くなかった、というわけではないと思います。Cutie Paiに出会ってまだ間もなく、評価もまだ固まっていなかった2006年の初頭の頃は、例えば、佐藤ひろ美さんのライブの次の日にCutie Paiのライブがあるというように、他のお目当てのイベントで上京するついでに、Cutie Paiのライブもというような感じで、イベントの参加を重ねていき、それによってCutie Paiへの印象も高めていったという実感があります。

 また、この年の途中で、メンバーの変更(?)があって、実は、これからどうしようかな・・・と思ったりしたこともありました。この時も、別のお目当てのイベント(これも実は・・・)で上京する予定だったことが、Cutie Paiのライブにも足を運ぶ気持ちに背中を押してくれた要素の1つだったりします。8月のことだったのですが、このときに見た2回のライブによって、これからもCutie Paiを応援しようという気を起こさせ、10月の怒涛のイベント参加につながりました。

 東京でのライブ活動がメインのはずですが、私の地元にも二度(5月と10月)来てくれたことも(自分にとっては)大きなことでした。正直なことを言えば、別に地元に来てくれなくても、自分からどんどん会いに行くぞというスタンスなのですが、それでもやっぱり嬉しいことですよね。5月の方は、きわサンが新しく加わったばかりだったのですが、緊張しつつも堂々と歌って踊っていた(ように見えた)姿が、テーマカラーのブルーの鮮明なイメージと共に今でも強く印象に残っています。

 10月には、CD『まゆきわチッ』が発売されて、東京・大阪・名古屋と3日連続でイベントやライブが開催されたのですが、3日とも参加できて夢のような日々でした。その次の週末にも、今度は横須賀でもイベントがあって、それにも参加してと、これが10月の怒涛のイベント参加でした。あと、大晦日の潮来でのイベントも、このブログでも書いたとおり(こちらを参照)、本当に行って良かったと思えるものでした。

 このように、Cutie Paiについても、2006年にイベントへの参加を重ねていって、途中いろいろあったけれど、着実に評価を高めていったアーティストだと言えるでしょう。

総合評価

 こうしてみると、第1位のCutie Paiと第4位の有希さんは、もっと回数が多くてもいいのではという思いの方が強いのに対し、第2位の佐藤ひろ美さんと第3位の富田麻帆さんは、結構多いなという思いの方が強くなっています。ライブを活動の主体にしているアーティストの場合、イベントの回数が多いので出席率が低くなりがちなのに対して、ライブ以外にも活動の場があるアーティストだと、少ない(とも言えないけど・・・)機会を確実に逃さないという傾向があるのでしょうか。佐藤さんや富田さんの大きなイベントに関しては、確かにそういう考慮がはたらくことはありますが、細々としたイベントについてはあまり無理をしてはいないのですが・・・。

 それに、やはりイベントスケジュールの相性もあるでしょう。日程と開催地の両方についてです。有希さんは、ちょっと悪すぎ。Cutie Paiは、良いときもあれば、時々悪いときもある。佐藤さんと富田さんは、2006年については、ちょっと恵まれすぎて、次の年の反動が怖いほど良すぎる、といった感じです。

 ちなみに、ここで言っている「イベントスケジュールの相性」というのは、あくまでもイベント開催のスケジュールと自分の予定との相性であって、アーティストの活動と自分の好みとの相性とは全く別の次元のものであることを理解しておいてください。

「主観的」評価との合致

 ということで、イベントの参加回数をアーティスト毎にまとめて、ベスト4を紹介しました。ただ、これはあくまでも数をカウントして並べただけに過ぎず、こうした「客観的な」評価が、自分の主観的な印象にどこまで合致しているのか、という問題もあります。

 しかし、この問題に対する答えは非常に明瞭です。こんなに何度もイベントに足を運ぶアーティストが自分の印象に残っていないはずがありません。参加回数二回程度のアーティストとは格が違います。ですから、イベントに関して、自分に印象に残っているアーティストは参加回数が多いアーティストと言えるでしょう。今回カウントした結果も、それを裏付けている結果と言えます。ただし、1回2回の差がそのまま印象の強さの差につながるとまでは言えないと思います。それは、もう少し別の要素をいろいろ考える必要がありそうです。

 もちろん、1回だけのイベントで鮮明なイメージを残したアーティストだっているんじゃないのかという疑問も成立するでしょう。論理的にはありえますが、少なくとも2006年にはいませんので、これ以上考えるのはやめにします。もし、いたとしたら、そんなに強い印象があるのなら、絶対に次のイベントに行くだろうし、イベントに参加できなければCDを手に入れて聞き続けるし、そのアーティストに関して何らかのアクションをするはずです。だから、たとえイベントの方で紹介できなくても、CDの方で拾い上げることができる・・・って、前の回で扱った「宿題」を逆方向から述べていますね。


The Best CD Artist of the year in 2006

 最後に、CDの曲の場合と同じように、イベント参加回数という客観的な評価を踏まえたうえで、イベントに関して主観的に一番印象に残ったアーティストを選びましょう。こちらについても、早速、結論に入ります。"The Best CD Artist of the year in 2006"は、



Cutie Paiです\(^o^)/。



 CDの曲の場合と同じように、イベントについても「客観的な」結果そのままですね。もっとも、先ほど述べたとおり、参加回数の1回2回の差がそのまま主観的な印象の順位を説明できるわけではありません。ただ、結果的には、「客観的な」ランキングがそのまま「主観的」な印象の差にもなったとは言えます。

 少しだけ説明すると、まず、有希さんの路上ライブによるカウントは、他のイベントによるカウントと比べるとやっぱり印象が弱まるかなと思いました。富田さんと佐藤さんのうち、比較的大きなライブ(何曲も歌うライブということです)の回数の差(富田さん2回、佐藤さん3回)が評価を分けました。あと、佐藤さんの場合、2005年の印象との比較がやっぱりネックになりました。そして、Cutie Paiについては、たとえ出席率が高くないとしても、自分の中では他のどのアーティストよりも参加しているということ、また10月の怒涛の参加と大晦日のイベントの感動とが現時点での印象に強く残っていることなどが、"The Best Event Artist"に選んだ理由になります。

 主観的な評価において、厳密な順位を考えるのはあまりやりたくはなかったのですが(やっていると何だか嫌な感じがするのです-理由をうまく説明できないけど)、順位がついてしまったので整理するとこうなります。第4位が有希さん、第3位が富田麻帆さん、第2位が佐藤ひろ美さん、そして第1位がCutie Paiということになります。実は、第1位と第2位の差は、回数の差以上に開いているような気もしています。ちなみに、この企画を2005年やれば、迷うことなく佐藤裕美さんが断トツでNo.1だと言い切れるでしょう。これ以上のアーティストが出てくることはないと、そのときには思っていたことでしょう。別に、ひろ美姉さんの位置づけが低くなったわけではないはずです。きっと、Cutie Paiが2006年の間に急上昇したのでしょう(って、このように、二股をしているのがばれた男の言い訳のような(?)事を説明しなければならなくなるから、主観的な評価の厳密な順位というのは嫌なのでしょうね、きっと)。


次回、いよいよ

 以上で、"Artists of the year in 2006"を選ぶ際の二つの視点、CDの曲とライブ・イベントの両方を語ることができました。そして、それぞれについて、No.1も選ぶこともできました。

 次回はいよいよ、両方の視点を統合した、自分にとって2006年を最も象徴するアーティスト、"The Best Artist of the year in 2006"を選出することになります。これについても、きっと、今回と同様に、長い前置きを置かずにさっさと結論に入れるかと思います。乞うご期待(^_^)/~~

| | Comments (0) | TrackBack (0)

January 27, 2007

Artists of the year in 2006(その3)
       ~ライブやイベントへの参加

はじめに

 2006年に最も印象深かったアーティストを選ぶ、"Artists of the year in 2006"の第3回目です。もうすぐ、2007年も一ヶ月過ぎようとしているのに、随分のんびりしているな、という気もしますが、あせらずゆっくりと進んでいきましょう。しかし、今回の内容については、あまり先延ばしにすることができません。そんな、なま物的な話題を扱うことになります(・・・といっても、2006年の話題なのですから、すっかり干からびてしまっているかも・・・、って決してそんなことはあるはずがありません!!!!)。

 今回は、2006年に参加したライブやイベントの側面から、この年最も印象深かったアーティストを評価しようという内容になります。前回は、CDの曲を聴いていて最も印象深かったアーティストを選びましたが、今回は、直接生でそのアーティストの歌を見たり聴いたりしていった印象を語ります。

前回の宿題

 前回まででCDの曲に関しての話は終わったことになるはずだったのですが、実は、最後の最後で課題を残してしまいました。前回、前々回いろいろ試行錯誤して、CDの曲において印象深かったアーティストを評価に拾い上げていったのですが、それでも拾い上げることができなかったアーティストがまだ残ってしまったのではないか?という問題です。より具体的には、アルバムも出していなければ、シングルCDも何枚というわけでもなく、一枚しかCDを出していなかったアーティストも、その曲を聴いて一年間充分強い印象を残し続けたのだが、これはどうするのか、ということです。

 あくまでも、こうした基準は、自分の主観的な印象を補強するための材料にすぎず、 別にそれで関係するアーティストを全て網羅する必要はないのではないか、ということもできます。確かに、主観的な印象を語るのに、「客観的な」基準だけを用いるのは論理的に破綻しているともいえます。しかし、いくらお遊びでやっていることとはいえ、ちゃんと印象に残ったアーティストを網羅できるような基準を作ってみたい、とも思うわけです。そのために、うだうだと言っているのも、このブログでこういった企画を扱っている目的の一つだったりするんです。思考の結果だけでなく、過程も大切なんです。
 いろいろ考えてみましたが、結局CDの曲という側面だけでは、この問題を解決することは無理でした。ただ、今回扱う内容と関係させると、ある程度は解決できるかなとも思いました。その内容というのは、何度も言いますが、ライブとイベントです。この問題は、CDで曲を聴くことと、ライブやイベントで直接曲を見たり聴いたりすること、この両者の関係の一面を表していると考えるのです。
 簡単に言ってしまえば、こういうアーティストの場合、ライブでの印象の強さがCDで曲を聴くときにも影響を与えているのではないか、と思うのです。

 何度も書いていて、もう耳たこかもしれませんが、この企画では、CDで曲を聴くことと、ライブやイベントで直接曲を見たりすることとを、形式上一旦分けてあります。そうしないと話の順序が整理できないからです。あと、アーティストを評価するときに、どちらにウェイトが置かれているかとか、どちらから興味を持ったかを整理しておくことも、現在の自分の好みを把握するのに資料的な意味があるのではないかと思うのです。、それによって、それまで自分がはっきりと見えていなかったものが見えてきたりするとも思うのです(それが、こういう企画を自分が書いている目的だったりするのです)。
 だからといって、この両者が全く別の論理で動いている、と思っているわけではありません。当然の事ながら、両者の間に密接な結びつきがあると考えています。CDを聴いて気に入ったアーティストが直接生で歌う機会に出かけていったとか、初めてライブで見て 気に入ったのでCDを購入して聴いてみたとか、今までの記述の中でそんなことを書いたことは数多くあるはずです。  つまりこの二つというのは、とりあえず一度区分して考えてはいますが、その区分された中だけで完結する話ではないと思うのです。ライブで直接歌っているのを見ることによって、CDだけでは見えてこなかったアーティストのパフォーマンスを感じることがあります。また、CDの曲を聴くことによって、ライブでの盛り上がった感動がフィードバックすることもあります。そういったお互いの相乗効果というのがあるのです。
 今回の場合は、ライブやイベントでの思い出がCDでの印象に反映されているという話になると言えます。ですので、CDに関する「客観的」な評価では充分反映されてなくても、「主観的」には充分な印象を与えられているのは、CD自体の出来も当然ながらも、ライブやイベントの思い出もプラスされているからだ、というのが、今の結論ということにしておきましょう。さて、これで、何とか今回の話につなげることができたのでしょうか・・・?
 うまくつながっているか少し疑問が残りますが、いよいよ本題である、ライブやイベントの話をしていきましょう。ちなみに、このCDとライブ・イベント両者の関係の話は、この企画の最後の最後で再度考えることになるかもしれませんね。

ライブ・イベント参加回数のカウント方法

 さて、ライブ・イベントについても、まずは「客観的」な数字をカウントしてみましょう。つまり、アーティストごとの参加回数です。こちらは、CDのときとは異なり、暦どおりに2006年に参加したイベントをアーティストごとに集計していきます。
 カウントの対象となるイベントについてですが、お金を払って入場するライブから、CDなどを購入して参加できるイベント、はたまた全く無条件で見ることができるものまで、とにかく一曲でも歌っているのを見ることができるものであれば、全て一回のイベントということにします。

 ここで問題となるのが、路上ライブです。普通、これは、イベントの参加回数にはカウントしないことの方が多いかな、と思います。ただ、これと入場フリーのイベントとでは何が違うのかなという気もします。確かに、自由に開催できる路上ライブと、開催するためにいろいろな条件があるはずのイベントとを同じにしてしまうのは、物事を知らな過ぎるのかもしれません。しかし、開催する側にとっては違いがあったとしても、見に来る参加者の側からすると、好きな(関心のありそうな)アーティストの歌を見るという点では、やはり変わりがないのでは、とも思うのです。イベントに何らかの区別が必要だとするなら、路上ライブとそれ以外という区別よりも、何らかのお金を払うか無料で見られるかという区別の方が、(自分にとっては)大きいのではないかと考えます。

 今回は、イベントについて、一切の区別はしないつもりなので、路上ライブも参加回数にカウントしてみることにしました。これを入れると、回数が圧倒的に多くなってしまうと思うかもしれませんが、そんなことはありません。私が見に行く路上ライブの開催場所は秋葉原しかなくて、しかも私は地方在住者なので毎週毎週行けるわけではありません。ただし、カウントするのは、そのアーティストの路上ライブを「見た」ことが現時点で印象に残っているものだけです。具体的には、少なくともフルに1曲は見て、しかも好印象を持った、という条件を満たした場合だけを、そのアーティストの路上ライブを「見た」ということにしたいと思います。この基準でいくと、自分の場合、2曲目も最後まで見ることができれば、確実に「見た」ということになります。曲の一部しか見ていないとか、別にいいとは思わなかったものについては、単に「眺めた」というふうに区別しておきましょう。まぁ、今後のこともあるので、このような区別を作っておきましょう。こうなると、カウントの対象となるアーティストは非常に限定されることになると思います。

 カウントの仕方ですが、1つのイベントに複数のアーティストが参加している場合は、それぞれのアーティストに対して一回ずつカウントをしていきます。あと、同じ日に、同じ出演者がほぼ同じ内容で二回以上行うイベントは、それぞれ一回ずつということにします。

2006年のライブ・イベント参加回数

 まずは、イベントへの参加回数それ自体の分析からしてみましょう。参加したイベント回数の合計を集計します。ここでは、複数のお目当てのアーティストが出演していても同じイベントであれば、カウントは一回です。また、先ほど問題となった路上ライブについても、複数のアーティストのライブを見て回っても一日で1カウントにしました(そうでないとカウントにキリがないので・・・)。
 結果は・・・、合計で40回でした。って言われても、多いのか少ないのかよく分からないぞ、とおっしゃるかもしれません。僕も、そう思います。でも、決して多くはないと思います。もっと多い人は、たくさんいるはずです。首都圏なら、週末ごとに、もっと言えば、毎日のように(それは言いすぎ?)、何らかのイベントが開催されています。ちょっと気になるイベントに参加していけば、40回ぐらい楽なものなのではないでしょうか?今回の基準で行けば、毎週末秋葉原に行って路上ライブを見ていくだけで、軽く超えることができる数字です。でも、僕は地方在住者なので、主にイベントが開催されている首都圏に足を運ぶだけで、大変なのですから、初めから回数を誇るつもりはさらさらありません。ですから、少し視点を変えて分析しましょう。

 開催された場所は、地元が9回、大阪が1回、それ以外が首都圏になります。30回もイベントで「遠征」しているのか、というと、決してそんなわけではありません。一度出かけると複数のイベントに参加するということも多いです。「遠征」回数だと13回です。一度の「遠征」で一番多くイベントに参加したのは、9月の中旬に一週間以上のお休みができたときの旅行で、東京に出てきたあとで、一度北海道に旅行にいって、再び東京に寄ってから、地元に帰ってきました。東京に、初め3泊、後に1泊したのですが、滞在中はイベント三昧でした。その間に参加したイベントの数は、ダブルヘッダーもこなしながら、この旅行中に9カウント。これは、決して「遠征」だけが目的の旅ではありませんでしたが、(だからこそ)幸せな一週間でした(・・・遠い目)。一日で最も多く稼いだカウント数は、3ですね。一日二回のイベントに、アキバの路上で3になりました。これで、あと夜にライブに行けば、4カウントになるのですが、一度やってみたいような、でもあまりやりたくないような・・・。
 「遠征」やら、イベントのハシゴとか首都圏でのイベントばかりが話題になっていますが、地元のイベントの回数もまあまあ多いと思います。気まぐれで見に行ったら帰れなくなってしまって、参加したことになってしまった1回を除けば、すべて大本命のアーティストのイベントでした。地元でのイベント開催に恵まれていた代わりに、大阪が減ったような気もします。

 月別にまとめると、一番多かったのが9月の9回。すべて、先ほど述べた、一度の旅行中に稼いだ回数です。次が10月の6回。これは、後述しますが、特定のアーティストに集中しています。あとは、8月と4月の4回が続きます。一番少ないのが、6月の0回。ゴールデンウィーク後から7月の学校の夏休みに入るまでの期間が、私にとって出足が最も重い季節のようです。

今回はここまで

 以上が参加回数自体の分析でした。次に、これをアーティスト毎にまとめたいと思います。
 ・・・と、思っていたのですが、長くなったのでここまでにしたいと思います。いつもなら、たとえ長くなっても、ひとまとまりが完結してから投稿していたと思います。ですが、今回は、この先の内容が、あとどれ位の日数と手間をかけないと完結させることができるのか、その目処が今のところ立っていません。ですので、ここで一旦切りたいと思います。その代わり、今回は次回に続く「宿題」はないので、次回は、さっさとアーティスト毎のランキングを紹介することができると思います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

January 25, 2007

Artists of the year in 2006(その2)~CDの曲全体でのアーティスト評価

はじめに:アルバム以外のCDも・・・
  これは問題ないはず
  問題はここから
CD全体の曲から評価する「客観的」指標とは?
アーティストごとCD購入枚数ランキング
  カウント方法について
  アーティス別購入枚数ベスト5
    第5位
    第3位
    第3位
    第2位
    第1位
  総合評価
The Best CD Artist of the year in 2006
残された課題?
  The Best CD of the year in 2006
  一枚しかCDをリリースしてなくても・・・
  解決の道筋は・・・
おわりに

はじめに:アルバム以外のCDも・・・

 昨年2006年を象徴するアーティストを選ぶという趣旨の企画の二回目です。前回の記事で力尽きて終わってしまったところからの続きです。
 前回から少し間隔が空いてしまいましたね。前回からの「宿題」は、CDでアーティスト(の活動)を評価する際に、アルバムに限定することは、果たして適切なのか?、ということです。

これは問題ないはず

 前回の記事では、まずこう言いました。

 2006年を象徴するアーティストというのを選ぶ視点は、大きく分けると二つあります。一つはCDのアルバム、もう一つは、ライブやイベントです。

 この二つの区分は、CDの曲を聴いての評価とライブで直接曲を聴いての評価というのが大きく2つに分かれるかな、という想定の元に分けた区分です。そのアーティストのCDを買って曲を聴くのと、そのアーティストの出演するライブやイベントに出かけるということは、ひとまずは別の次元に分けることができると思います(どちらを重視するか・・・というのは、まぁ想像できるかもしれないけど・・・)。そのことは、問題ないかなと思います。

問題はここから
 しかし、前回の記事を書いていくうちに、CDで曲を聴いて2006年のアーティストの活動を評価するときに、アーティスト単独名義でリリースしているアルバムに限定したことは、よくよく考えてみると何か実態にそぐわないかも、と思い始めましたのです。

 確かに、アルバムというのは、それを1つのまとまりとして仕上げていく際に、その曲自体の出来だけでなく、曲の選択や曲順など総合的なセンスが問われるかと思います。言うなれば、出来上がったアルバムが、そのアーティスト性を反映する、ということです。だから、アルバムという形がその年のアーティストの活動を評価する大きな指標になるかな、と思ったのです。
 ただ、そうなるとアルバムを出していないアーティストは評価の対象から外れてしまうわけで、それもおかしいのではないかとも思ったのです。本来の趣旨は、自分にとって2006年を象徴するアーティストを選ぶのであって、別に2006年のベストアルバムを選ぶわけではないのですから(もちろん、本来の趣旨の過程で、ベストアルバムを選ぶということは、当然ありだとは思いますが・・・)。

 ということで、アルバムに限らず、シングルも含めたCD全体の曲から、アーティストを評価してみようと思い直しました。


CD全体の曲から評価する「客観的」指標とは?

 まず、「客観的な」指標を考案してみました。「客観的な」というのは、数値で表すことのできるという程度の意味です。それ以上の深い意味合いはありません。正直言って、自分にとって2006年を象徴するアーティストを選ぶという非常に主観的な目的からは外れていることは重々承知しています。せいぜい、自分の主観の補強する材料に過ぎないと思っています。しかし、ある程度自分の主観を反映しつつも、それまで自分が見えていなかった点にも目を向けることができるかも、ということも期待しながら、その指標を考えてみました。

 いろいろ考えて試行錯誤した末、シンプルであること、自分の主観的な位置づけにもある程度合致することなどを考慮した結果、最終的には、購入したCDの枚数ということに落ち着きました。
 アーティストごとに、シングルCDもアルバムCDも区別せずに同じ一枚としてカウントします。確かに、シングルとアルバムを同じ一枚として計算するのは無理があるのとは思いました。しかし、そうかといってアルバムの比重を重くするにしても、シングルを1としてアルバムがいくつになるのか、適切な比が思い浮かびません。
 もしそれができたとしても、結局アルバムを購入しているアーティストだけが上位に並んでしまうと、それでは、わざわざ今回の記事でアルバムCD以外を取り上げる意味が無くなってしまいます。以上の理由から、「客観的」指標として単純な購入枚数を採用します。


アーティスト別CD購入枚数ランキング

 ということで、2006年に入手した(シングル・アルバム問わず)CDの枚数をアーティストごとに集計しました。

カウント方法について
 カウントの対象時期は、少し変っていて、2005年12月10日から2006年12月10日までに(私が)入手したCDのから、ということにさせていただきます。期間の始まりを、2005年12月10日にした理由は後で詳しく述べます。自分にとっては、この日を境界として2005年と2006年とが分かれると思うのです。終わりの12月10日は、別に12月10日でなくてもその後でもあまり変りません。この日の次にCDを購入した日は12月31日なのですが、31日に購入したCDの方は2007年の評価に入れることにしたい、というのがこの終わりの方の区切りの意図です。
 また、カウントの対象となるCDについてですが、そのCDをリリースしたアーティストが特定できるものに限ります。アニメやゲームのサントラは、どのアーティストのCDかが分かりにくいので除外しました。ゲームの主題歌CDで、オープニングとエンディングで異なるアーティストが歌っている曲が二曲同時に収録されているものがありますが、それはそれぞれのアーティストに「0.5枚」とカウントしました(具体的には、ゲーム「D.C.Ⅱ」の主題歌CD)。

アーティス別購入枚数ベスト5

 2枚のアーティストは数多くいましたので、3枚以上入手したアーティストから、カウントダウンで紹介します。ベスト5になります。アーティスト名の横には枚数を、その下にCDのタイトルを載せておきました。

第5位 ルーンエンジェル隊 (3枚)
      Eternal Love ルーンエンジェル隊ver.
      メリーゴーランド宇宙
      宇宙で恋は☆るるんルーン
 アーティストなのかという疑問もあるかもしれませんが、この名義でCDも出しているし、コンサートも既に二回やっているから、私の中の定義からいけばアーティストということにしてあります。
 最初の、「Eternal Love ルーンエンジェル隊ver.」は、キャラクターCDの全巻購入の特典としてもらえたCDです。この曲は、G.Aに関係する様々な人々に歌われていますが、それらと比べても悪くないと思います。前のエンジェル隊のバージョンと比べても引けをとりません。
 ただ、ルーンエンジェル隊らしさが出てくるのは、やはりあとの2枚のCDになります。「メリーゴーランド宇宙」は、ラジオの主題歌CD。「宇宙で恋は☆るるんルーン」は、既に紹介していますが、アニメの主題歌CDです。どちらのCDの曲も非常にノリが良くて楽しめます。
第3位 yozuca* (3.5枚)
      君とあしたへ
      きらめく
      ダ・カーポⅡ~あさきゆめみし君と~
      niko.(12)
 yozuca*さんのCDは、アルバム以外にも、2.5枚購入しています。こちらのCDはアルバム購入前に買ったもので、こちらに収録されている曲はアルバムには入っていません。
 それぞれアニメやゲームの主題歌ですが、実は主題歌となっているアニメやゲームは見たりやったりはしていません。アーティストで買っているということになりますね。タイトル曲は買う前にラジオやCMとかで既に聞いているので、期待通りのいい曲だと思って買い続けています。
 この中の曲では、「君と明日へ」が、爽快感のあるメロディとアレンジで好きです。ただし、同じ曲のアレンジ曲が何度も続くのは、すこししつこい気もするけど(^_^;)・・・これには事情が推測できるから仕方ありませんね。
第3位 CooRie (3.5枚)※Rino名義の曲も含む
      風~スタートライン
      いろは
      トレモロ
      Spring has come[『ダ・カーポⅡ~あさきゆめみし君と~』のC.W.]
 こちらも、yozuca*さんと同じ結果に。「Spring has come」はアーティストの名義がrino.さんになっていますが、同じ人が歌っていることだし(しかも、それを隠しているわけでもないので)同じものとしてカウントすることにしてあります。
 CooRieの場合も、他のCDはアルバム購入前に買っていますね。ただ、こちらの場合は、タイトル曲は当然として、カップリングの曲もアルバムに収められているものもあります。従って、アルバム以外で、ということになると、ここで敢えて取り上げることがあまり無かったりして・・・。
 そんな中で、ここで取り上げることができる曲は、rino名義の「Spring has come」。ラジオで聞いて、また、幸運にも地元のゲーマーズのイベントにいらっしゃったときにこの曲を歌ってくれたのを聴いて、絶対にCDを買うぞと思うほどいい曲だと思いました。ゲームのエンディングだそうですが、ゲームはやったことがありませんが、エンディングらしく物語を清清しく終われるような感じで、締めくくりにふさわしい曲だと思います。
第2位 富田麻帆 (4枚)
      晴れのちハレ!
      Wing of Destiny
      MA・MO・RU!
      Happy Flight
 デビューCDの『晴れのちハレ!』は、2005年発売なのですが、購入したのは今回の対象期間なのでここに入っています。アニメの主題曲で、そのアニメも見ていて、いい曲だと思っていたのですが、富田さん自身に興味を持ち始めてから、CDを購入したという経緯になります。次の「Wing of Destiny」は言うまでも無いでしょう。私にとっての、"The Best Song of the year in 2006"です(くわしくは、こちら)。この曲で、歌手富田麻帆への興味関心は決定的になりました。
 既に語ったことのある、「Wing of Destiny」以外にも、いい曲はたくさんあります。アニメのオープニングテーマになっている「MA・MO・RU!」や、別のアニメのエンディングになっている「Happy Flight」など、それぞれに曲の感じが違うのですが、それに合わせて歌い方を変えていて器用な所も評価が高いです。曲自体もクオリティが高く、そのほとんどがElements Gardenの上松範康さんが作曲しています。あと、アニメのテーマ曲ではない曲ですが、『晴れのちハレ!』のカップリングの「オレンジ色のひまわり」も好きです。この曲の疾走感は、聞き込んでいくうちにその良さが分かってきました(この曲の作曲は、同じElements Gardenの藤田淳平さん)。
 2006年に新しく出会ったアーティストの中で選べば、間違いなく、NO.1になります。
第1位 佐藤ひろ美 (5枚)
      Tears in snow
      冬恋
      Dream Maker
      Cause your love~白いmelody~
      Venus Dream
 一位は佐藤ひろみさん。この結果は、実は少し作為的です。これを集計する対象時期は、2005年12月10日以降からなのですが、この5枚には2005年12月に購入したCDが二枚含まれています。従って、それを除くとランキングは大きく変ります。それなのに、いったい何故、この2005年12月10日からカウントを始めることにしたのでしょうか?それは、佐藤さんの活動と大きく関係しています。
 この日というのは、佐藤裕美さんの2005年のバースデーライブが開催された日であり、またこの日を境にして、名前を「佐藤裕美」から「佐藤ひろ美」に改名したということもあります。自分にとって、この日のライブは非常に思い出深く、2005年はこの日で終わったともいえるほどの大きなイベントでした。また、2006年の佐藤ひろ美さんを考える上でも、この日以降から考えていった方が、何となく自分の実態に合っているような気がするのです。
 2005年12月10日以降にリリースされた佐藤さんのCDは「佐藤ひろ美」名義となるのですが、この名前の出されたCDは全て大当たりでした。一年を通して彼女のCDを聞き続けてきたという実感があります(春あたりで少し空白があったかもしれませんが・・・)。"「Tears in snow」や「Cause your love」のようなしっとりした曲から、「Dream Maker」や「Venus Dream」のようなテンポのよく乗れる曲まで、どれもCDを購入するたびに聴き応えのある名曲ばかりです。タイトル曲の良さは言うまでもありませんが、カップリング曲だと、『Tears in snow』の「MELODY ~メロディ~」や、『Cause your love』の「VIOLETA」なんかが好みです。

総合評価

 こうすると、主観的な評価にかなり近づいていますね。ただ、当初考えていた、「それまで自分が見えていなかった点にも目を向けることができるかも」という目的はあまり果たされてはいませんね。まぁ、仕方ないか・・・。ちなみに、この5アーティストのCDは、当然の事ながら、2006年に発売されたものは全て購入しています(購入時期の関係で2006年分にカウントされていないものもありますが・・・)。
 これで、誰のCDを中心に買っていったのかというのが正確に表れていると思います。アルバム一枚をドカンと出されるのも当然のことながら印象が残りますが、シングルをコンスタントに出し続けると印象が持続的に継続していき、一年を通したトータルな印象で考えると、どちらも大きくは変らないと思います。それ以降の評価は、そのアーティスト自体やその曲に対する好みで決まる、といった感じです。


The Best CD Artist of the year in 2006

 それでは、以上のような客観的な結果を踏まえて、最終的には主観的に判断したいと思います。早速、結論に入ります。CDの曲からアーティストを評価していくと、2006年を象徴する一番のアーティスト"The Best CD Artist of the year in 2006"は、



佐藤ひろ美さんです\(^o^)/。


 先ほどの結果そのままですね。そもそもその客観的な指標の設定の仕方に、上で述べたとおり、佐藤さんへの評価が前提とされていたから、まぁ順当の結果というか、出来レース、とも言える結果ですよね。まぁ、それだけ2006年の佐藤さんのCDが大きな影響を自分に与えていたから(2006年「も」と言ったほうが正確かもしれないけど)なのですけどね。

 ただ、購入CDランキング2位の富田麻帆さんとの比較では、少しだけ迷いました。カウント対象時期の設定の仕方で、今回の結果となっただけで、二人とも2006年を通してCDをリリースし続け、それを自分は購入して聞き続けたということになるからです。前の企画"Songs of the year in 2006"で、そのNo.1、"The Best Song of the year in 2006"を選ぶ際には、富田麻帆さんの"Wing of Destiny"を選んだのですが、それと同じ理由で、今回の"The Best CD Artist"の方は、富田さんではなく佐藤さんを選んだことになります。
 あくまでも自分の中での印象の話になるのですが、富田さんのアーティストとしての今年の印象が"Wing of Destiny"という一曲に集約されていたのに対して、佐藤さんの場合、一番は「Cause your love」かなとは思うのですが、他の曲も同じくらいレベルの高いものが出されて、アーティストごとのトータルな印象としては、佐藤さんの方が富田さんよりも大きいかなと言えます(印象が集約されるということについては、こちらの「一曲への集中度」というところを参照)。

 CDのリリースとその出来という点では、2005年に劣らず高いレベルを保ち続けたというのが、今回のこの評価につながったと言えるでしょう。



 ということで、やっとここまでたどり着くことができました。ここまでが、CDの曲を聴き続けた中で、2006年を象徴するアーティストの評価ということになります。前回のアルバムを紹介したときに取り上げたアーティストと、今回のランキングで登場したアーティストが、自分にとって印象に残ったアーティストになると言えるでしょう。その中から一番を選ぶと、今年は「佐藤ひろ美」さん、ということになりました。



・・


・・・

・・・・・・・って話が終わるといいのですが、実は一つ問題残っています。


残された課題?

 今回のランキングでアルバムを出してない(けど印象に残った)アーティストは拾い上げて評価することができたが、そもそも一枚しかCDを出さなかった(それでもやっぱり印象に残っている)アーティストは一体どうするのか?

 ほとんど言いがかりのような疑問ですが、必ずしもそうとは言い切れません。それは、次の内容から分かります。一見関係ありませんが、読んでいけば分かるでしょう。

The Best CD of the year in 2006

 厳密には、今回のアーティストの評価とは関係ないのですが、シングル・アルバム問わず、今年最も印象に残った一枚のCDは何かということを考えてみました。"The Best song of the year in 2006"と似ていますが、これはあくまでも一曲のみの評価なのに対して、今から考えるのはあくまで一枚のCDとしての評価です。ですから、CDをリリースしたアーティストの評価とは、ずれてしまうのですが・・・。
 さて、今年最高の一枚、"The Best CD of the year in 2006"は・・・、

Cutie Pai 『まゆきわチッ!』

です。ここに収録されている曲のうち、「Yell~キラキラの魔法にのせて~」は、2006年最高の曲"The Best Song of the year in 2006"の選定に最後まで残った曲だし、Hello!! Cutie Paiは、始まりにふさわしい曲でいろいろなプレイリストの最初においているほどお気に入りの曲だし、あと「電撃マ王サマ」もCutie Paiでは初めてと思われるロックっぽいアレンジの曲で魂がこみ上げてくる感じでGoodだしと、どれもいい曲ばかりなのです。

一枚しかCDをリリースしてなくても・・・

 このように、前回そして今回の基準だけで、2006年聴いたCDの曲から印象に残ったアーティストを選んでしまうと、そこから漏れてしまうアーティストが出てきてしまうのです。
 Cutie Pai以外にも、例えば、前の企画で紹介した有希さんも一枚しかCDを出していないけど、ずっとそこに収められている曲(前回紹介した、「未来道」以外の曲、「水色のいちぺーじ」や「流れ星」もいい曲です。特に「流れ星」は彼女の原点なんじゃないかと思うけど・・・)を聞き続けています。
 つまり、一枚しかCDをリリースしていなくても、この年ずっと強い印象に残っているアーティストだっているのです。

解決の道筋は・・・

 せっかく話が上手くまとまりかけていたのに、また蒸し返しやがってと思うかもしれませんが(・・・誰よりも自分がそう思う)、このことについての解決の道筋は既についています。
 まず、後から追加して出てきた事情を考慮しても、最終的な結論は変りません。2006年に聴いた全ての曲を、一曲一曲のレベルを超えて、そして一枚一枚のCDのレベルを超えて、アーティスト毎にくくると、この年を象徴するアーティストの最高評価は、やはり、佐藤ひろ美さんに与えられます。絶対評価の高いCDを、たとえシングルCDでも何枚も出し続けるというのは、やはりポイントが高いと思います。
 そうだとしても、一枚だけのCDで強い印象を与えるアーティストが存在するということは紛れも無い事実であって、それはどう評価するのか、ということになるのですが、これは次回の内容と密接に関係しています。その辺の種明かしは次回にしましょう。


おわりに

 なんか今回の企画では、最後に問題を残して、それを次回に持ち越す形で終わっています。理由は簡単で、書いていく内容の構成が、試行錯誤をしながら組み立てられているからです。
 とりあえず、アーティストの評価のうちCDの曲に関する評価は一段落つきましたので、次回は、ライブやイベントに関する評価をまとめていきましょう。最後の疑問も、そこで解決(?)できるはずです。

では、また次回に(^_^)/~

| | Comments (0) | TrackBack (0)

January 18, 2007

Artists of the year in 2006(その1) アルバムCD

 この企画は、前回までの企画"Songs of the year in 2006"からの派生企画で、昨年2006年を象徴するアーティストを選ぶという趣旨の企画です。

 前回の企画では、一曲一曲が評価の対象だったの対して、こちらはアーティストごとに評価していくことになります。ですから、一曲の破壊力だけでなく、そのアーティストの複数の曲が評価の対象となるので、アーティストの総合力を評価することになるでしょう。前回の企画の総括の際に、曲に対する評価とアーティストに対する評価が曖昧になってしまった、という反省もあったのですが、そういった曖昧さがあることも踏まえつつも、あくまでもアーティストを評価するという視点で書いていきたいと思います。



 さて、自分にとって、2006年を象徴するアーティストというのを選ぶ視点は、大きく分けると二つあります。一つはCDのアルバム、もう一つは、ライブやイベントです。まぁ、前回の曲の評価の場合とほぼ同じ視点になりますねる。当初は、一回完結の読み切り記事のつもりで書き始めたのですが、例のごとく、前半部分を書き始めたら長くなってしまったので、今回はアルバムCDについて書こうと思います。


 今回の記事で取り上げる、CDのアルバムについて、ということですが、2006年に購入したフルアルバムを評価の対象にします。また、あくまでもアーティストを評価するための材料なので、アーティスト単独名義でリリースしているCDのみが対象です(つまり、複数のアーティストで出しているオムニバスアルバムや、アニメのキャラソン集・サントラ等は評価の対象外にします)。シングルCDだと、その経緯は様々で例外もあるのですが、どちらかというと曲が好きで購入するという契機の方が強いと言えるでしょう。これに対して、アルバムの場合、一曲一曲が好きという段階から、そのアーティスト自体に興味を持つという段階までレベルアップしないと、購入することはありえないと思います。そのアルバムCDの評価によって、そのアーティストの2006年を評価するということになります。

 そんなわけで、2006年に購入したCDアルバムの中から印象に残ったものを・・・、と思ったのですが、今回の評価の対象になるCDは以下に挙げるものがすべてになります。




田村ゆかり 『銀の旋律 記憶の水音』(左側)

CooRie トレモロ』(中央)

yozuca* 『nico.』(右側)

hy4_4yh 『ハイパーヨー盤』こちらを)

 

・・

・・・、少なっ!!。

 ちなみに、2006年12月31日に、新谷良子『空にとける虹と君の声』を購入していますが、家に持ち帰り聞き始めたのは2007年1月2日以降なので、2007年の方にエントリーさせていただくことにします。

 4枚しか評価の対象がないのだから、せっかくなので、1枚ずつ全部についてコメントしていきましょう。

田村ゆかり 『銀の旋律 記憶の水音』
 彼女のCDは、アルバムだと全て持っていることになるはずです(『WHAT'S NEW PUSSYCAT?』も持っているのが一つの自慢)。熱狂的なファンなったということはありませんが、随分昔から彼女の歌はいいなと思ってCDを買い続けています。期待を外さないという安定感がありますよね。また、最初や歌の合間にインストメンタルの曲を入れ、一つの世界を作り上げているのが特徴だと思います。だからといって特定のタイプの曲に偏ることなく、様々なタイプの曲をキチンと歌い上げているので、必ず何かしらの曲(しかも複数の曲)はお気に入りになります。
 今回のアルバムも、そんな期待を裏切らない安定した一枚になったと思います。残念ながら、熱狂的にはまる、という破壊力は(私には)感じないのですが、充分その世界を堪能できたと思います。アルバムのみに収録されている曲の中では、「デイジー・ブルー」、「Cursed Lily」、「fancy baby doll」が好きですね。彼女のアルバムには、定番のタイプの曲なのではないか、と思うのですが・・・。
 あと、アーティストの評価という今回の趣旨に関わることを補足しておけば、今後も多分熱狂的にはまるということはないとしても、これからもCDは買い続けるはずだと思います。また、コンサートにも一度行ったことがあるのですが、曲は全て知っているけどコンサートには初めてだった自分でも、充分に楽しめるステージだったので、もう一度機会があれば行ってみたいとも思っています(・・・けど、チケット手に入れるのは難しそうなのかな)。

CooRie 『トレモロ』
 2005年の後半から2006年前半にかけて、自分の中でCooRieブームがありました。その間に前のアルバムを手に入れ、ニューシングルも買い、そして待望のニューアルバムを購入したという流れになります。CooRieの曲は、アニメやゲームの主題歌になっていることが多いのですが、(何故かは分かりませんが)それらのアニメやゲームに接することがあまり多くありませんでした。そのため、アニメやゲームに興味を持ってCDを買うのではなく、CooRieというアーティストに興味を持って、アニメやゲームの主題歌となっているシングルCDを買い集めるという形で、更に興味を膨らませていきました。前回の企画の中でを紹介した「いろは」(こちらの記事を参照)も、その流れに乗って好きになった曲の典型です。また、前のアルバム『秋休み』も、収録曲のほとんどが好きな曲として挙げられるほどのお気に入り具合でした。
 ということで、そんなCooRieブームを背景にして、期待してニューアルバムを購入しました。今まで聞いたことのある曲がちょっと多いかなとも思いましたが、どれもいい曲ばかりでアルバムに収められるべき曲だとも思いました。こうした曲で自分のお気に入りは、「光のシルエット」や「暁に咲く詩」、「風 ~スタートライン~」、「いろは」などが挙げられます。あと、初めて聴く曲もいい感じの曲が多いですね。「記憶ラブレター」(これは別のCDにも既に収められていたようですが・・・)、「バスタブルース」、「心編み」「トレモロ~夢の続き~」と、ほとんどどの曲も好きですね。この中で1曲を選ぶとすれば、もちろん「いろは」になりますが、この曲に限らず、アルバム全体を通して聴き続けることができる一枚のアルバムになっていると思います。
 特に、ある時期、このCDをリピートしてずっと聴き続けていたことがありました。その時、全曲をかけ続けていた中で、11曲目の「いろは」→12曲目(最終曲)の「トレモロ~夢の続き~」→(再び最初に戻って)1曲目の「光のシルエット」→2曲目の「暁に咲く詩」という流れは、落ち込みから元気を取り戻すプロセスにも重なり、自分にとっては無くてはならない曲の展開になりました。心にやさしく響く歌から、前を向いて立ち上がろうとする強さを与えてくれる曲まで、落ち込んだり元気になりたいときに聴きたいアーティストの一つです。

yozuca* 『nico.』
 CooRieほどではありませんが、同じような時期に同じような展開で興味を持っていったのが、yozuca*さんです。ということを書くと、詳しい人ならどういう経路で好きになったのか分かるかもしれませんね。どちらも、インターネットラジオ「web喫茶よずりの」を聴き始めて、そこで流れる曲を聴いて興味を持ち始めたという経緯になります。
 CooRieの方がハートフルな歌声で心を癒してもらうのに対し、yozuca*さんの方はテンポの良い曲を聴いて気分を盛り上げるという目的で曲を聴くことが多いですね(もちろん、しっとりした曲もあるのですが・・・)。また、曲によって歌い方が異なるのか、ボーカルの印象が曲ごとに違って聞こえるのも特徴かな、と思います。きれいでしっとりとしたイメージもあれば、力強くてパワフルなイメージもあります。そういう場合は、どちらか一方のタイプだけしか好きになれないことも多いのですが、yozuca*さんの場合は、どちらのタイプの曲でも好きになれます。ということは、自分の好みに合っているアーティストなのだと断言できるわけです。
 ちなみに、前のアルバム『soleil*garden』の曲の中だと、ダカーポのアニメの主題歌にもなった「サクラサクミライコイユメ」(これはシングルCDも持っています)と「Fly together」(これは、一時期『web喫茶よずりの』のオープニングにもなっていた)の二曲が好きですね。
 さて、2006年にリリースされた『nico.』ですが、最初の「only 1?」を聴いたときに、このCDはいいぞ、と思いました。曲のテンポのよさやスカッとしたメロディの明るさ、そんなところが自分が求めていたものとバッチリ合っていたと言えます。その次の曲「神様強い勇気下さい」や3曲目「Ever After」も盛り上がる展開の曲が続き、そして「冒険者」ではかっこ良く決めてくれます。こうしたノリの良い曲だけでなく、「WHITE HEAT」ではじっくりと聞かせてくれます。そして、何より最後の「コーヒー」は、自分にとっての今までのyozuca*さんの曲に対するイメージを変えてくれる名曲でした。前に書いたとおりテンポの良い曲が印象に強かったのですが、最後にしっとりとした曲をじっくりと歌い上げてアルバムを締めくくったのに対して、こういう曲もあるんだ(・・・もちろん、今までもあったのですが、正直言って、あまり印象に残らなかった)、と認識を新たにしたのでした。
 そういう意味では、アーティストyozuca*を自分の中で再発見できた、という意味で、非常に意義深いアルバムだったなと思います。

hy4_4yh 『ハイパーヨー盤』
 hy4_4yhについては、収録曲である「花音2006」を紹介したこちらで、その初めての出会いやCD購入の経緯にも触れながら既に紹介していますのでそちらをご覧ください。ここでは、CD『ハイパーヨー盤』について書いていきます。
 hy4_4yhというのは、ライブを直接見てから初めて興味を持ったというカテゴリーに入るアーティストなのですが、前にも書いた通り、実はCDの曲のほとんどはライブでは見たことのない曲だったりします。初めて見て圧倒されたライブの時は、「新曲づくし」という企画だったみたいですので、そこでの曲はこのCDには全く入っていませんでした。
 ということで、ライブでの印象とこのCDを聴いての印象とが重ならないかも、と聞く前は思いましたが、全くそんなことはありませんでしたね。ライブで聞いた曲も少ないながらもあったということはもちろんなのですが、曲調の全体的なイメージ(かっこよさ)や歌の上手さなどがライブでの印象と全く変らず、CDを聴いても、自分がライブで好きになったhy4_4yhの曲に変りはないなと思えました。前回の企画では、お気に入りの一曲として、「花音2006」を選びましたが、他にも、テンポの良い「天国⇔地獄」やしっとりとしたハーモニーが心地よい「七夕の為の協奏曲」なんかも甲乙つけがたいほど良かったです。
 先ほど挙げたカテゴリーに入るアーティストの場合、ライブで好きになった曲は良いけど(買ったCDの)その他の曲はあまり印象に残らないな・・・、ことが多かったりします。しかし、これだけの曲数(全8曲)あって、そのほとんどが気に入るということは、個々の曲が好きというレベルを超えてそのアーティスト自体が好きだということになると言えるでしょう。





 ということで、2006年に購入した全てのCDアルバムを紹介しました(って4枚しかないけど・・・)。何となくアーティストの評価とCDアルバムの評価とが混同されてしまっているのではないか、また、前年までの評価と2006年の評価の区別も曖昧なのでは、と疑問も浮かんできたのですが、企画の第1回目なので試行錯誤は仕方ないことだと思ってください。




 本来はアーティストの評価をするという趣旨なので、こんなことを行う必要はないのですが、この4枚の中から一番を選んでみようと思います。

 "The Best Album CD of the year in 2006"となる一枚は・・・、



CooRie 『トレモロ』



を選びました\(^o^)/。

 2006年前半のCooRieブームを反映して非常に期待していたCDであったということ、そしてそれが期待通り素晴らしい一枚だった、ということから今年の大本命CDアルバムとしての資格を充分満たしていると思います(・・・まぁ、たった4枚だけから選んだ結果ではありますが・・・(^^ゞ)。




 ということで、2006年のアーティスト評価の一環として、この年に購入したアルバムCDの紹介と評価をしました。個々のアルバムを紹介したおかげで文章がやたらと長くなってしまいました。おかげで、前回の投稿から日が空いてしまいました。本当は毎日投稿を目指していたのに・・・(T_T)。もっとも、投稿間隔が空いてしまったのは、単に書くことが増えただけではありません。これを書いていくうちに、CDアルバム(だけ)をアーティスト評価の材料にするという当初の方針に迷いが生まれたからでもあります。

 そんなことを踏まえながら、今回の記事で2006年のCDアルバムの紹介について、二点コメントをしたいと思います。一つは、評価の対象となったCDがたったの4枚しかなかったこと、もう一つは、果たしてアルバムだけがアーティストの評価になるのか、ということです。一点目のことをを考えているうちに、もう一点目のことが思い浮かびました。そこで、順番に説明していきたいと思います。


 まずは、対象となるCDの「少なさ」についてから。何となくそんな気はしていたのです。ですが、こうして文章にまとめて明らかにすると、改めて驚きですね。
 しかも、ただ数が少ないということだけではありません。この4つのうち、田村ゆかり、CooRie、yozuca* の3アーティストは、前のアルバムから継続しての購入であり、今回初めてCDを購入したアーティストはhy4_4yhだけという結果です。・・・ちょっと、寂しいですね。これまでの感覚だと、新たに興味を持ったアーティストのアルバムCDを中古で購入するというパターンが多かったのですが、今年はそのパターンが皆無ですね。
 そんなところが、今年購入したアルバムCDの数の少なさを特徴づけています。

 こういう結果になった原因を考えてみましょう。単に数が数が少ないということについては、まず、この年限りの短期的な事情が関係していると思います。
 というのは、佐藤ひろ美、富田麻帆、Cutie Paiといった"Songs of the year"で登場した本命アーティスト(?)達が2006年にはアルバムを出してないことが挙げられます(富田さんはまだアルバムを出してはいませんが・・・)。また、今年アルバムを出したアーティストの中で、前回アルバムを購入したのに今回のアルバムは購入を見送ったというアーティストは、調べた限りでは、いないはずです。
 だから、購入するつもりのあるアーティストによるアルバムのリリースが、たまたま2006年は少なかった、ということが言えるのでしょう。・・・本当にそうなのかな、という気もするのですが・・・。そこで、次の要因を考えましょう。

 先ほど述べた2006年特殊な要因の他に、ここ2.3年の中期的なトレンドも説明要因として挙げられます。これは、新規にアルバムを購入したアーティストが少ないということとも関係があると思われます。本命アーティストのアルバムのリリースが少なかったとしても、その年新規に購入したアーティストがわずか1アーティストのみというは、今までの感覚からすると少ないような気がします。中古で新しくアルバムを購入するということも全く無かったのも、今回これを書いて気づいたことなのですが、非常に驚きでした。
 その原因として考えられるのが、CDシングルの購入の割合が増えてきている、ということです。ここ数年にかけて、アニメやゲームの主題歌のシングルCDを購入することが非常に多くなってきています。次々と出る一曲一曲の主題歌等のシングルCDを追い続けるので精一杯で、アーティストに興味を持ちアルバムを購入することが追いつかない、とまとめることができるかもしれません。
 自分としては、少し納得がいかないところもあります。今回アルバムを購入したアーティストとして挙げた、CooRieやyozuca*などは、CDシングルを買い続けて、曲への興味からアーティストへの興味へとレベルアップしていったという経緯もあるからです。ですから、CDシングルの購入の割合が増加したから、アルバムの購入機会が減少したという結果はちょっと受け入れがたい気がします。そうなると、この「少なさ」は、やはり2006年特殊の現象にすぎない、ということになるのでしょうか・・・。結局、この問題に対する最終的な解答は、現時点の自分には確定できませんでした。


 こうして答えの見えない堂々巡りの問題にはまってしまいました。その最終的な答えを確定することは断念することにしますが、この問題を考えていくうちに、厄介な問題がもう一つ浮かびました。これまで、アーティストの評価として、CDのアルバムを評価の対象に挙げたのですが、そのことは本当に正しいのか?、ということです。一曲一曲ではなく、複数の曲の総合力を評価するというつもりで、シングルCDではなく、アーティスト単独名義でリリースされたフルアルバムを評価の対象にしました。しかし、それだけに限定することは、果たして正しいのか?少なくとも、自分にとっての評価として正しいのか、・・・と考えていくと、どうもそれだけではあまり現状にそぐわないかも・・・と思うようにもなってきました。


・・・というところで、今回は力尽きました。この件について、暫定的な結論を見つけたので、次回は、「アルバム以外のCDでのアーティストの評価」というのを考えてみたいと思います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)